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少しだけロシアのワインについて

ずっと前から書こうと思って延び延びになってしまいました、ロシアのワインについてです。

一昨日の6月26日に、ワインについてロシアの法律が変わりました。日本は2年前ぐらいに同じような改正があったみたいですが、ロシアでもmade in russia のワインで、ぶどう自体がロシア国産なのか、それともバルク(輸入)なのか明記されることになりました。これは消費者にとって商品の詳細が分かることになり、いい話だとは思います。ただ、この法律がどこまでクリアーで、生産者と消費者の双方にとってハッピーになれるよう、お役所業務が運用されるかは、ロシアのワイン業界にとってすごく注目されています。

そういえば、南ロシアのワイナリーへ行った時、凝縮した輸入ワインを現地で再加工して市場に出すこともある事実を知って、びっくり。(私の行ったワイナリーはそういうことをしていないけど、そういう話題で盛り上がった。)一緒にいたロシア人も、それって本当にワインじゃないんじゃないの、っていう反応でショック。確かに、ワインって作り方に色々なプロセスがありますものね。

余談になりますが、3月末(lockdownの初めの週)はお酒の売り上げが、ものすごく増えて、地元のニュースだと33%(前年同期比)増えたみたい。特にウォッカは、まだ薬局で消毒液が品切れだった時に、代用品として売れたみたいな。。。

ロシアのワインについては、これから少しづつ書いていこう思います。まとめて読めるように、カテゴリー欄でも「ワイン」をつけておいたので、こちらも活用してみてください。

Souse: В России вступил в силу закон о виноградарстве и виноделии https://tass.ru/ekonomika/8819051

Souse: Эксперты отмечают рост продаж алкоголя в магазинах в РФ на фоне карантина и закрытия баров https://tass.ru/ekonomika/8206469

like a twitter style / ロシアワインについてのつぶやき

That is true that Russian people tend to have a sweet wine than a dry one. But actually their are changing their taste from sweet to dry. Actually, when I had Russian champagne, I was surprised that what’s a sweet champagne!! Now, who those enjoy wine, especially among young people, they tend to choose dry wine than sweet one.

確かにそうそう、ワインに対するロシア人の趣向ってここ最近変わってきた。

お正月に飲むアルコールといえば、シャンパン。それも、ロシアン・シャンパン。伝統的なあま〜いシャンパン。ちょっとしたお金持ちだとフランスのかなり苦い本物シャンパンも飲みますが、やっぱ伝統的にあのあま〜いの方が、ロシアン的に心安らぐとか。

しかし、最近はワールドワイズな文化がロシアに入ってきてて、ワイン文化もしかり。

10年前まではスウィートとかセミ・スウィート(semisweet,semidry)しか飲めない人が多かったけど、確かに今はドライ(Dry)、日本語で”辛口”を好むロシア人が断然増えた。