月別アーカイブ: 2023年3月

草原の真珠

最近ウクライナのワインを試飲する機会がありました。生産者ともお話しすることができ、現地の様子を聞きとても辛かったですが、国内でワイン作りを継続する為に頑張られている姿も間近にし、ここに少し書き留めておこうと思います。

試したワインの一つに、PRINCE TRUBETSKOI ワイナリーのPearl of the Steppe(2018年)というのがあります。このセレクション名は日本語だと「草原の真珠」や「ステップの真珠」という意味。生産地はヘルソン州で黒海に注ぐ大河ドニエプル川沿いにあり、19世紀から続く歴史のあるワイナリーです。ワインツーリズムも力を入れて風光明媚な場所だったみたいです。

ワインのボトルが汚れていますが、これは爆弾の攻撃を受けた跡。ブドウ畑やワイナリーは大きなダメージを受けました。このワイナリー地帯は今も危険な状態が続いているとのこと。今回はその被害から逃れたボトルのワインを試飲させてもらいました。フランスのブドウ品種アリゴテ100%からできている白ワインです。

ワイナリーの生産がストップして、今も何が起こるか分からない状況下、私たちに何ができるのか。投資やドネートをすることが彼らにとって一番の助けになるのかを問うたが、戦争が終わらないことには何も始まらない。新しく作ってもまた壊されるだけ、という答えがずっと心に残ってます。

そんな中、PRINCE TRUBETSKOIワイナリーは新しくStoic ワイナリーを立ち上げ、大変な時期の中ワイナリーとしてのあり方を模索していくみたいです。リロケーション等をするなどしてなんとかワイン作りを継続していることも見受けられますが、今までの場所にまだ戻ることはできません。

一方、生産が可能な地域のワイナリーは、国内市場が不安定ということもあり、海外輸出に力を入れています。私たちのワインを飲んでくれることが一番の助けになる、とあるワイナリーさんが言っていたのも心に残ります。

PRINCE TRUBETSKOI WINERYのサイト:

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]

先週は母校でオンラインレクチャーをしたり、最近人前で話すことが多い。実はたくさん話すのは得意ではありませんが、慣れですね。。

↑2週間前の駅前のヴェローナ。桜かな?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]

ヴェローナで博物館巡り⑤【第一日曜日編】

とにかく、ヴェローナ市内にある普段行けなかった、ちょっとマイナーな美術館と博物館を巡るシリーズです。

【前回のブログはこちら→ https://blog.ikedakanako.com/2023/03/24/ 】

朝は混みそうな中心街を見学し、午後からはちょっと離れた「ジュリエットのお墓(Tomba di Giulietta)」というところへ行きまいした。こちらは予約なしで大丈夫です。キャンペーンの日だったので入場料1ユーロでした。

ジュリエットのお墓(Tomba di Giulietta)

場所:https://goo.gl/maps/ZGL9WtyFCexgQ7L38

アディジェ川の近くにあります。中心街から少し離れているので、静かです。観光客もそこまで多くないです。知るひとぞ知る場所、でしょうか。

13世紀に修道院として使われていた敷地内に美術館があります。入り口はこんな感じで、奥にお庭が続きます。

こちらが美術館の様子。フレスコ画メインで、昔の人は1枚の大きなフレスコ画を好き好きに切り取って(石の下敷きなので掘り取って、の方が正しいかな)、家に持ち帰ってしまったということで、それらをコレクションして再現したのが内容となっているようです。

まあ、昔は規則とか秩序とかそういうのが今みたいに確立されていなかったのかな、と。かなり自由ですね。

さらに展示部屋を行くと、こじんまりとした一室が。壁はフレスコ画で埋め尽くされて、荘厳な雰囲気。ここはヴェローナ市が所有していて、今は結婚式の署名の時に使用されるようです。ヴェローナはロミオ&ジュリエットの町なので、海外から結婚式をわざわざヴェローナまで来て挙式するというのと聞いたことがありますが、ここの場所もエクストラ料金を払うと入籍のセレモニーをすることができるそうです。

更に進むと、教会で偉い人が座る椅子とか、パイプオルガンなんかも展示されていました。

さて、美術館の中庭に地下室に続く階段があります。地下には昔の貴族の墓石や石棺があります。

こちら、ジュリエットのお墓らしく後付けか、とりあえずそうなっている石棺です。地下室でひんやりして、ちょっと怖い雰囲気でした。

 

どちらかというと、フレスコ画の展示の方が数百倍面白かったと。。しかしながら、わざわざ地下室を設けてお墓があるのもすごいなと思いました。

ということで、今回で弾丸ヴェローナ美術館・博物館巡りシリーズは終わりです。

自然史博物館など、まだ行っていないところもあるので、それはまた次の機会に行こうと思います。

個人的には、ここでは紹介しなかった「カステルヴェッキオ博物館」がヴェローナでmust visitの博物館かと思います。ヴェローナの美術や歴史を網羅していて、お庭も綺麗でゆっくり過ごすには最適な博物館と思います。

あとは、前回に紹介した「ヴェローナ ローマ劇場」もヴェローナらしい観光名所でレコメンドです。ちなみに中心街にあるアレーナ劇場は夏のオペラシーズンで有名ですね。

実はヴェローナはたくさん観光できるところがあるので、のんびりリラックスコースで1日と言わずに、2、3日滞在されてみてはいかがでしょうか?

来週はヴェローナで世界最大級のワイン展Vinitalyが開催されます。コロナ禍がひと段落して、日本からの訪問者も多いかと思います。展示会場だけでなく、是非ヴェローナ市内もディスカバーしてみてはいかがでしょうか。

チャオ!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]

ヴェローナで博物館巡り④【第一日曜日編】

さて、前回で国際婦人デーの美術館巡りは終了です。夏まで毎月あるかは不明ですが、3月は第一日曜日がヴェローナ市の美術館・博物館の入場料が1ユーロだったので、普段行かないような場所を見に行きました。

3月に入るとだんだん海外からの観光客が増えてきます。

なので、博物館巡りは朝から始めました。

この日に行った1つ目の場所は、ジュリエットの家がある近くの「ランベルティの塔(Torre dei Lamberti)」です。入場は事前にチケットを買わなくても入れるみたいですが、すごい列があったので、やっぱりオンラインチケットを事前に買ったほうが正解です。

ランベルティの塔(Torre dei Lamberti)

場所:https://goo.gl/maps/Y3KhBkboxxDh9KTaA

中世に建てられた、ヴェローナで一番高い建物みたいです。階段や、エレベーターを使って最上階に上がります。

特に何か展示室があるわけでもなく、ひたすら上がる、上がるです。

登り切ると、大きな鐘が見えます。

日曜日で、しかも1ユーロだったので見学者は多かったです。

360度のパノラマ。

下の写真、アレーナ劇場が見えるの分かりますか?円形になっていて右のほうに、地震に耐えて一部残った壁が見えます。

眺めはすごくいいですが、全面に網がほんわり張ってあります。鳥が塔の内部に入って住み始めるからかな。

ということで、とにかく最上階にいってヴェローナの町並みを眺める、というものでした。市内から20〜30分ほど歩くと眺めのいいサン・ピエトロという教会が丘にあるのですが、そこからもヴェローナ市内が一望できます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]

ヴェローナで博物館巡り③【国際婦人デー編】

バタバタして少し時間が経ってしまいましたが、国際婦人デーの博物館巡りの続きです。女性の入場料が無料だったので、ヴェローナ市で普段は行かないような博物館に行きました。

【前回のブログはこちら→ https://blog.ikedakanako.com/2023/03/14/ 】

国際婦人デー編の最後は、ヴェローナのローマ劇場です。イタリア語でMuseo Archeologico al Teatro Romano。野外コンサートで一度だけ敷地内に入ったことがあるのですが、博物館の中までは入場できなかったので、今回はその機会を逃さずチェックです。

ヴェローナ ローマ劇場(Museo Archeologico al Teatro Romano)

場所:https://goo.gl/maps/hQ1Kj8LxPgrXQ3dp8

ヴェローナのローマ劇場は紀元前1世紀に建てられたみたいです。ローマにあるローマ劇場や、ヴェローナ中心街にある円形闘技場アレーナよりも古いとのこと。

入場したらすぐにこの野外劇場に入ります。太陽が少し出ていてポカポカしていたので、階段でのんびりしました。劇場はヴェローナを代表するアディジェ川沿いにあります。

階段を上がると博物館の入り口があります。中は古代ローマ時代のモザイクやローマ時代のコレクションなどがあります。個人的に、野外劇場は川に近いので、洪水の影響を避けるために建設当時どのような工夫がされたかなどの内容が印象に残りました。中世時代は、劇場の存在が薄くなり周りに背の高い居住用建物が建てられた時代があったのも面白かったです。

コレクションの部屋を過ぎると、テラスに出ます。ここからはヴェローナの街が一望できてとても綺麗。写真スポットですね。

結構見ごたえがある博物館です。

途中、「この先に行くと銅のコレクションがあって、隣の小部屋に入るとギリシャの〜」と、物凄いアクティブに英語で話してくる監視員がいて、英語圏の観光客がその監視員に何か質問したところ、I DON’T KNOWの一言で終わっていました。多分、暗記した英語フレーズをとにかく喋りまくっていたのね。微笑ましいシーンでした。

ということで、ヴェローナのローマ劇場は円形闘技場アレーナよりもこぢんまりしていますが、とってもおすすめです。テレビもスマートフォンもない時代に、娯楽の場所ととして人々が観劇していたんだなと、想像力を膨らませます。

テアトロ・ロマーノ
Museo Archeologico al Teatro Romano
公式サイト:http://museoarcheologico.comune.verona.it/

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]

ヴェローナで博物館巡り②【国際婦人デー編】

前回のブログの続き、国際婦人デーの博物館巡りです。女性の入場料が無料だったので、ヴェローナ市で普段は行かないような博物館に行きました。

【前回のブログはこちら→ https://blog.ikedakanako.com/2023/03/11/

さてさて、2つ目の博物館はズバリ、ジュリエットの家カーザ・ディ・ジュリエッタです。シェークスピアの名作「ロミオ&ジュリエット」のモデルとなったお家がこちらということで、しかしながら、ジュリエットが実際にここにいた訳でもなく歴史的背景はないので、普段は自由に見学できるジュリエット像とバルコニーを中庭で見て完結していました。今回はジュリエットの家に入ってみます。

カーザ・ディ・ジュリエッタCasa di Giulietta

場所:https://goo.gl/maps/W8XUdjbCRBV6xaJB7

入り口はアーチの中を入って行きます。この奥に自由に見学ができるジュリエットの銅像があります。観光シーズンは人数規制で入場に列ができますが、そこまで待たなくても入れます。

ジュリエット銅像の横に、博物館の入り口があります。入場はオンラインチケットがないとダメなので、事前に無料のe-ticketを申請して入場時にバーコードを見せます。

博物館に入ると、シェークスピアの銅像がありました。シェークスピアはこのようにヴェローナ舞台の戯曲を書きながらも、実はヴェローナに行ったことはないみたいです。イギリスや海外でのイタリアのイメージって、時代を超えても絶大なものだったのだとつくづく感心。シェークスピアの偉業にも感心します。

タワーみたいになっていて、2回に上がるとこのように広々とした空間が。この奥に、有名なバルコニーがあります。バルコニーに行くのにちょっとした列がありました。

こちらバルコニー。ふ〜ん、バルコニーだ。

 バルコニーから見た風景。普段の私は下からバルコニーを見上げる立場。今回はバルコニーから広場の様子を観察します。うん、こんな感じか。

バルコニーを見るのはあっさりと終わりました。1組ずつ入場するので、次に待っている人もいるし、風景を見て物思いにふけるとかそういう感じではないです。もしくは、ロマンチックな人ならシェークスピアのロミオ&ジュリエットの思いにふけることができるかも。

カップルだったら、下の広場にお友達を待機してもらってバルコニーからの写真を撮ってもらうのも手ですね。

さて、そのあとは3階、4階へと中世後半に建てられた家を見学するコースが続きます。

この建物は、13世紀に建てられたカプレーティ家の屋敷とのことです。

映画のロミオ&ジュリエットで使用されたベットらしいです。木造なんだな、うん。

木造の階段を結構な量で上がります。

建物の結構上の方まで上がるので、所々にある窓から見える風景がこんな感じ。隣の建物の屋根が見えてアンテナが立っていたり、煙突があったりごちゃごちゃしている。小さい時にTVで見た世界名作劇場シリーズの「ロミオの青い空」みたいだなと。そんなアニメもありましたね。

こちらも、窓から見た周りの風景。

壁の先が半奥義状になっている。ヴェローナにあるスカリジェロ橋(別名カステルヴェッキオ橋)と同じ。更にいうと、モスクワにあるクレムリンの橋と同じ形。奥が深いですね。

ということでバルコニーはすぐに見終わっても、意外に建物の中も続いているので、3階、4階を見て回れば何しら発見はあったということで、満足しました。

見学が終わり、中庭へ戻ります。右上に見えるのがあのバルコニーですね。

お土産屋さんの横に、赤いポストもあるのです。ジュリエット・ポスト。ジュリエットにお手紙したい人はどうぞ。

人が混まない朝にジュリエットの家に行ったので、ここでひと休憩です。去年ヴェローナに新しくオープンしたスターバックスに行きます。ここも週末は混むので朝がベストタイム。

イタリアにはコーヒーショップがたくさんあるからアメリカ資本のスターバックスなんて流行らないと言われていましたが、朝から若いひと中心で盛り上がっています。

イタリア人からすれば甘々なキャラメルフラペチーノとピスタチオのクロワッサンを頼みました。ちなみにお値段はキャラメルフラペチーノで5.2ユーロ、クロワッサンで1.75ユーロです。今の為替にすると合計で千円越えですね。

店内はアメリカンスタイルに、大きいカップにカプチーノを頼む若者もいますが、こうやってイタリアンスタイルに小さいカップにエスプレッソを立ち飲みして去って行くお客さんもいました。ローカルのコーヒースタイルにも適応してますね。

博物館巡りはまだまだ続くのです。

 

Casa di Giulietta(カーザ・ディ・ジュリエッタ)

adress: Via Cappello, 23, 37121 Verona VR

Site: https://casadigiulietta.comune.verona.it/nqcontent.cfm?a_id=42703

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]

ヴェローナで博物館巡り①【国際婦人デー編】

今週の水曜日、3月8日は国際婦人デーでした。イタリアでも婦人向けに大々的にお祝いされます。

そして、この日はヴェローナ市の美術館と博物館の入場料が、女性だと無料ということで、弾丸で朝から晩まで博物館巡りをしました。

普通だと入場料5ユーロほどするし、一日中行きたい放題になるCITY PASSは20ユーロで全ての場所を回るのは難儀なので、この機会に行きそびれているヴェローナ市内の博物館へ行ってみました。

マッフェイアーノ碑名博物館(Museo Lapidario Maffeiano)

場所: https://goo.gl/maps/gWv1xNiYx1vLBZFfA

かなりマニアックな博物館です。シェークスピアの銅像が密かに佇んでいるI Portoni della Bràというアーチ門の脇に博物館の入口があります。

ここにはギリシャ、エトルリア、ローマ、アラビアンの碑文などが所蔵されています。

ちょっと写真が小さくて見えないけど、ギリシャの碑文がなんとなく読める。ロシア語のキリル語はここから派生したからか、と今更ながら納得。

室内もそうだけど、中庭にもコレクションがずらりと並ぶ。どこも石、石、石。紀元前のコレクションで、石という素材だから今でも十分耐えられる状態での残っているのか、とこれも今更ながら納得。昔の人が作ったものが世紀を超えて現代に残っているのに圧巻です。

中庭の様子はこんな感じ。ローマ建築によく見る柱は、ギリシャ建築の石柱からきていると聞いたことがあります。ギリシャにもいつか旅行してみたいな。

そこまで大きくないので、かなりゆっくり見学して40分ぐらいで終わりました。小学生のグループや観光客もいて、多分普段はひっそりしてそうだけど、この日は館内が結構賑やかでした。

さて、次の博物館へ。

途中、夏はオペラのコンサートがあるアレーナ劇場の広場でヴェローナの警察(クエストゥーラ)がバーナーを出していたので、立ち寄って話をしてみました。というのも、今手続きしている滞在許可書申請の処理がものすごく遅い。システムが不透明でストレスフルなので、直接色々質問してみました。対応してくれたのは、可愛い女性の方で結果メールや電話で問い合わせてねとの返事。いや、そのメールや電話がよく機能していないので困っているんですけどね。。まあ、こんなのもイタリアで慣れましたけど。

そもそも、このバーナーは国際婦人デーのキャンペーンで、家庭暴力から女性を守りますというものだそう。だから女性のポリスのみが立っている。

質問ばかりで途中ちょっと迷惑そうだったけど、日本は国際婦人デーがあるの?と逆質問され、最後にイタリアのリボンがついたミモザをいただきました。

ちなみに、今のところ毎月第一日曜日は市内の美術館と博物館の入場料が性別問わず1ユーロです。観光シーズンも続くのかは不明ですが、ヴェローナ市のサイト(イタリア語)に詳細が出るか(?)もしれないので、参考までにリンクを貼っておきます。https://museicivici.comune.verona.it/nqcontent.cfm?a_id=43239

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]

元クラスメートと

またまたヴェローナにいます。

去年一緒にイタリア語の授業を受けていた元クラスメートと、大学の食堂でランチをしました。食堂にはピザを焼く釜もあります。

1週間前ノーティスで「カナコ、日本を取り巻くワインの状況についてプレゼンテーションをしてくれ。」とか、今受けているコースは当初テストは口頭のみといわれていたけど、今になって筆記、作文、プロジェクト作成の試験をするよ、といきなりアナウンスがあったり、なかなかイタリアのダイナミックな感覚に奔放されています。こういうのはロシアでも慣れているつもりですが、イタリアの方がダイナミックすぎかも。いきなりテストに出題される教科書を渡され、なんで今頃?どうしようと色々考えたみましたが、最後は良くも悪くも何とかなるよねという結論に至りました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

お疲れ様でした。今日は金曜日。

今日は金曜日。自分のご褒美に地元のプロセッコを一杯。

おつまみも、美味しそうなのがたくさん。

真ん中のハムにピンクの棒みたいなのが立っているものはラディッキオといって地元の野菜です。グラス一杯で3ユーロ。おつまみ1つで1.5ユーロ。合わせて大体5ユーロ。今は為替で円安なので円に変換すると約650円。こっちの感覚でワンコイン500円の感じかな。

プロセッコを飲む機会もかなり増えました。地元にすっかり馴染んだみたい。プロセッコの泡がちょうどいい感じに1週間の疲れを癒してくれます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログ内でイタリアについての記事は、「あれこれ日記 in Italy*。」のカテゴリー、ロシアについての記事は「あれこれ日記 in Moscow*。」や「Are-kore diary in Moscow*。」のカテゴリーをご覧ください。

お仕事の依頼は、contactへお願いします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆