お知らせ

明日から音声配信サービス「Artistspoken」で、聴くエッセイをお届けします。

番組名は「The voice from the world 世界のお宅から」。これからロシア&イタリアからお届けする予定です。私の他にも色々な国から個性豊かな人たちが参加されてワクワクしています。初回は無料となっています。是非聴いてみてください。

【The voice from the world 世界のお宅から】
月:伊東楓 (ベルリン)
火:島塚絵里 (ヘルシンキ)
水:藤田麗子 (ソウル)
木:池田カナ子 (モスクワ)
金:惠藤修平 (トロント)
土:甲斐美也子 (香港)
日:長谷川佑季 (ロンドン)

Music:KOTARO SAITO「Offshore」
Art Director:Tsuyuki Takuya
Planner:Takumi Katsura

スマホアプリで視聴可
https://artistspoken.page.link/pZx3
(毎⽇昼12時頃〜アーカイブ配信開始)

 

Artistspokenについて
「Artistspoken」とは、0→1で新たな表現をし続ける各界のアーティストの思考や感情を音声のみでお届けするAudio Essayです。(スマホアプリから視聴可能)
映画監督やお笑い芸人、小説家など様々な表現者たちは今この時代をどう感じ、何を思い生きているのか?そんな表現者達のストーリーを聞くことが彼ら彼女達の創作活動の応援にも繋がっていきます。
自分にない視点との出会いは暮らしを少し面白く、そして優しくしてくれる。
暮らしを変える、声を聴こう。


春、雪解け

今週はロシアの「マースレニッツァ」。長い冬にお別れをし、待ちに待った春を迎えるお祭りの期間ですが、今はそれどころではなくなってしまいました。

自然は春が来て、積もっていた雪が少しずつ溶けていきます。

1日でも1秒でも早い停戦を願います。

 

 


無機質な風景

大変なことになってしまい、失望感、悲しみ、不安、怒り、混乱、様々な空気が漂います。

多くを語るつもりはありません。

唯、綺麗だなと通り過ぎに思っていた風景が、今起こっていることと重ねると無機質に見えてしまう。

どの国も、普通の人々によるそれぞれの生活があるというのに。。

サヴョーロフスカヤ(Savyolovskaya)駅にて↑


そして雨

だいぶ暖かくなり、今日は雨。ふわふわ積もっていた雪がだんだん溶けていく。何故こんなところに瓶や缶を埋め込みますか?と、疑問に思いながらも、冬の終わりになると見る、よくある風景。


まだクリスマスモード

ロシアのお正月、クリスマス、旧正月はとっくのとうに終わっているのですが、とある公園はクリスマスソングが流れていたり、クレムリンの赤の広場はクリスマスマーケットがまだあるし、いつクリスマスが終わるのかな、です。

(赤の広場にて↑)

夜の中心街はイルミネーションはキラキラで、綺麗ですね。春の気配もしますが、まだ雪は残っているし、赤の広場の特設会場でホッケーの試合が行われていました。

(冬のスポーツといえば、ホッケー。ボール(シャイブ)が小さくて、目を凝らして観戦↑)

毎日、終わりのないお正月やクリスマスの気分は良いですね。いつでも大らかでいたいものです。


イタリアのラーメン屋さん

先々週にラジオでお話しした、イタリアのラーメン屋さんについてです!

場所は北イタリアに位置するヴェネト州、パドヴァという街です。パドヴァはガリレオが教鞭をとっていた場所で有名、大きな大学があって、とにかく学生さんが多い街。先月、地元の人に聞いてオススメのラーメン屋さんに行ってきました。

お店の名前は「MA RAMEN」。日本人の方が経営されているみたいです。MAは「間」という漢字を当てはめるらしく、イタリアの人も短くて発音しやすいですね。入り口はジャボニズム風でおしゃれです。

時間帯はお昼時間。イタリアのお昼は軽くパニーノ(サンドイッチみたいなやつ)で済ませてしまうみたいで、お昼にラーメンを食べる人はいるのかな、と思っていましたが、お昼でも人は結構入っていました。お店の照明が暗かったので上手く撮れなかったですが、店内のインテリアはジャボニズム風でスタイリッシュなおしゃれな感じ。

ガラス越しでラーメンを作っている様子が見える↑

さてさて、私が頼んだのはスペシャル・ジンジャー・ラーメン。豚スープベースに醤油ダレ、煮卵、チャーシューと、ほかのメニューに比べて一番こってり系。海外のラーメンはこてこてしていませんから、敢えてこってり系をチョイス。

きました〜〜。 緑のサラダもたっぷりです。真ん中にジンジャーつまりおろし生姜がてんこ盛りに乗っています。お味はちゃんと出汁も出ており、麺もgood。おろし生姜がスープ全体をさっぱりさせていて良いコンビネーションです。またまた久しぶりに日本食をいただきました。お値段はスペシャル・ジンジャー・ラーメンで15ユーロ(約1800円)。やはりミラノのサガミさんの時もそうでしたけど、イタリアではこのくらいするのですね。

メニューは、この他にも醤油ヴィーガン・ラーメン、味噌ベジタリアン・ラーメン、トリュフラーメンなど、イタリアらしいで内容で興味深いですね。

「MA RAMEN」のお店情報はこちら↓

Via Cesare Battisti, 44, 35100 Padova

website  https://www.maramen.com


新しいプロジェクトのお知らせ

長らく準備していた新しいプロジェクトが開始しました! その名も「ロシアンワイン&ピープル」。こちらに是非遊びに来てください→russianwine.jp

I started my own project on Russian Wine. I will introduce nice Russian Wines and its surroundings. Come and enjoy!  → russianwine.jp

イタリアへ愛を込めて

あけましておめでとうございます!
今日はロシアのクリスマスで祝日ですが、イタリアでは昨日「エピファニア」という宗教行事で祝日、その土地ならではのイベントが続きます。イタリアの「エピファニア」はクリスマスシーズンの終わりでもあるとか。最近、ちょっとだけ日が長くなってくるような気がします。

さてさて、イタリアのお正月はどうだったかというと、カウントダウン前に中心街を散歩しましたが、手花火バチバチで危なかったです。とっても寒かったし、若者の通行人が手花火を付けて、バチバチ手花火を投げ出すし、下手したら火花が当たりそうで、大人しく家にいてテレビを見ていた方が良かったかもしれません。昔、親友が住んでいるベルリンでお正月を過ごした時に、はやり手花火が至る所でファイヤーしすぎて、危なかったことを思い出しました。

ということで、新年はネットでロシアのコメディーを見ました。番組の名前は「チャオ2021!」。ロシアで大変有名な芸能人のイヴァン・ウルガント(Ivan Urgant、露:Иван Ургант)がオーガナイズするモノマネ番組なのですが、ロシアの歌謡曲を全てイタリア語でモノマネしていて、大変完成度が高いです。イタリアの現地のニュースでも取り上げられていました。ロシア芸能界のクオリティーの高さが垣間見える番組です。

(↑ 「Ciao 2021!」の番組。歌われているのはロシアの歌謡曲なので、かなりマニアックですが。 )

 

実はウルガント氏による「チャオ」シリーズは一昨年から存在し、コロナ禍でイタリアが大好きだけど旅行に行けないロシアの人にとっては、このイタリアへ愛情のこもったパロディー(=モノマネ)はテレビ越しであたかもイタリアにいるような雰囲気で大変支持されました。

 

2022年、コロナ禍も3年目になりますが、早く自由に旅行ができる日が来ればいいなと願い、今年もよろしくお願いいたします!