そして雨

だいぶ暖かくなり、今日は雨。ふわふわ積もっていた雪がだんだん溶けていく。何故こんなところに瓶や缶を埋め込みますか?と、疑問に思いながらも、冬の終わりになると見る、よくある風景。


まだクリスマスモード

ロシアのお正月、クリスマス、旧正月はとっくのとうに終わっているのですが、とある公園はクリスマスソングが流れていたり、クレムリンの赤の広場はクリスマスマーケットがまだあるし、いつクリスマスが終わるのかな、です。

(赤の広場にて↑)

夜の中心街はイルミネーションはキラキラで、綺麗ですね。春の気配もしますが、まだ雪は残っているし、赤の広場の特設会場でホッケーの試合が行われていました。

(冬のスポーツといえば、ホッケー。ボール(シャイブ)が小さくて、目を凝らして観戦↑)

毎日、終わりのないお正月やクリスマスの気分は良いですね。いつでも大らかでいたいものです。


イタリアのラーメン屋さん

先々週にラジオでお話しした、イタリアのラーメン屋さんについてです!

場所は北イタリアに位置するヴェネト州、パドヴァという街です。パドヴァはガリレオが教鞭をとっていた場所で有名、大きな大学があって、とにかく学生さんが多い街。先月、地元の人に聞いてオススメのラーメン屋さんに行ってきました。

お店の名前は「MA RAMEN」。日本人の方が経営されているみたいです。MAは「間」という漢字を当てはめるらしく、イタリアの人も短くて発音しやすいですね。入り口はジャボニズム風でおしゃれです。

時間帯はお昼時間。イタリアのお昼は軽くパニーノ(サンドイッチみたいなやつ)で済ませてしまうみたいで、お昼にラーメンを食べる人はいるのかな、と思っていましたが、お昼でも人は結構入っていました。お店の照明が暗かったので上手く撮れなかったですが、店内のインテリアはジャボニズム風でスタイリッシュなおしゃれな感じ。

ガラス越しでラーメンを作っている様子が見える↑

さてさて、私が頼んだのはスペシャル・ジンジャー・ラーメン。豚スープベースに醤油ダレ、煮卵、チャーシューと、ほかのメニューに比べて一番こってり系。海外のラーメンはこてこてしていませんから、敢えてこってり系をチョイス。

きました〜〜。 緑のサラダもたっぷりです。真ん中にジンジャーつまりおろし生姜がてんこ盛りに乗っています。お味はちゃんと出汁も出ており、麺もgood。おろし生姜がスープ全体をさっぱりさせていて良いコンビネーションです。またまた久しぶりに日本食をいただきました。お値段はスペシャル・ジンジャー・ラーメンで15ユーロ(約1800円)。やはりミラノのサガミさんの時もそうでしたけど、イタリアではこのくらいするのですね。

メニューは、この他にも醤油ヴィーガン・ラーメン、味噌ベジタリアン・ラーメン、トリュフラーメンなど、イタリアらしいで内容で興味深いですね。

「MA RAMEN」のお店情報はこちら↓

Via Cesare Battisti, 44, 35100 Padova

website  https://www.maramen.com


新しいプロジェクトのお知らせ

長らく準備していた新しいプロジェクトが開始しました! その名も「ロシアンワイン&ピープル」。こちらに是非遊びに来てください→russianwine.jp

I started my own project on Russian Wine. I will introduce nice Russian Wines and its surroundings. Come and enjoy!  → russianwine.jp

イタリアへ愛を込めて

あけましておめでとうございます!
今日はロシアのクリスマスで祝日ですが、イタリアでは昨日「エピファニア」という宗教行事で祝日、その土地ならではのイベントが続きます。イタリアの「エピファニア」はクリスマスシーズンの終わりでもあるとか。最近、ちょっとだけ日が長くなってくるような気がします。

さてさて、イタリアのお正月はどうだったかというと、カウントダウン前に中心街を散歩しましたが、手花火バチバチで危なかったです。とっても寒かったし、若者の通行人が手花火を付けて、バチバチ手花火を投げ出すし、下手したら火花が当たりそうで、大人しく家にいてテレビを見ていた方が良かったかもしれません。昔、親友が住んでいるベルリンでお正月を過ごした時に、はやり手花火が至る所でファイヤーしすぎて、危なかったことを思い出しました。

ということで、新年はネットでロシアのコメディーを見ました。番組の名前は「チャオ2021!」。ロシアで大変有名な芸能人のイヴァン・ウルガント(Ivan Urgant、露:Иван Ургант)がオーガナイズするモノマネ番組なのですが、ロシアの歌謡曲を全てイタリア語でモノマネしていて、大変完成度が高いです。イタリアの現地のニュースでも取り上げられていました。ロシア芸能界のクオリティーの高さが垣間見える番組です。

(↑ 「Ciao 2021!」の番組。歌われているのはロシアの歌謡曲なので、かなりマニアックですが。 )

 

実はウルガント氏による「チャオ」シリーズは一昨年から存在し、コロナ禍でイタリアが大好きだけど旅行に行けないロシアの人にとっては、このイタリアへ愛情のこもったパロディー(=モノマネ)はテレビ越しであたかもイタリアにいるような雰囲気で大変支持されました。

 

2022年、コロナ禍も3年目になりますが、早く自由に旅行ができる日が来ればいいなと願い、今年もよろしくお願いいたします!



シャンシャン シャ〜ン♫

今日の写真は、オーストリアに近い”ボルツァーノ”という町のクリスマスマーケットからです〜

ヴェローナから普通クラスの電車で北上し約2時間15分。ボルツァーノは昔オーストリア領だったこともあり、街を歩いているとイタリア語よりドイツ語の方が聞こえてくる頻度が多い。でもお店でのコミュニケーションは、私の片言のイタリア語でも十分通じました。屋台は色々な特産品のフードがあり、ホットワイン片手に食べ歩き、クリスマスオーナメントを見たり、寒い季節ですが心温かくなるような雰囲気で満喫です。

キラキラのイルミネーション、クリスマスはもう直ぐです〜



明日から黄色です

只今ヴェネト州という北イタリアにいるのですが、太陽の国とはいえども思ったより寒く夜は零度を下回ります。昼間は太陽が出て10度ぐらいまで上昇するので、モスクワのどんより日照時間少よりはビタミン補給ができていいなと思うのですが、防寒着をちゃんとしておかないと結構指先がかじかんだりするので寒さ対策は必要です。

イタリアではコロナ対策を信号みたいにコンディションによって地域を色分けして規制をかけています。ヴェネト州は明日からホワイトゾーンからイエローということで、少し厳しくなり屋外でもマスクをつけないといけなくなるらしい。

マスクがあると顔も暖かくなるのでまあいいのだけど、外でスポーツをするときとか太陽を浴びながら歩きたいときはちょっと邪魔かもしれない。



今日の一枚

イタリアはマスクとかQRコードとか、ロシアに比べるととっても厳しいです。まず、こっちに来て驚いたのが、みんなマスクをちゃんとしていること。お店で鼻マスクをしてようものなら、直ぐに店員さんから注意されます。これまでレストランや美術館へ入場するときにQRコード提示が必要だったのが、今週から公共交通機関を使用するときも必要になるみたい。

話は変わりますが、駅の構内で女性の軍人さんを見かけました。キリッとした感じの風貌でかっこよかったです。

駅の構内にて@パドヴァ