4年前のラーメン・レストランKUさん開店を皮切りに、モスクワではラーメンを提供してくれるお店が増えました。
今回は、モスクワにあるラーメン・ショップを2店舗ご紹介したいと思います。
パィエハリ〜! (let’s go! )
こちらは以前にご紹介した日本人の方がやっておられるラーメン専門店”Kojiro”。ウサチョーフスキー市場(Sportivnaya 駅)という、以前は食材市場で、今はフードコートにリニューアルされた建物にお店があります。
市場敷地内の奥まったところにあり、そこの一角だけ日本の雰囲気になっているところがラーメン・ショップKojiroです。カンター席で屋台みたいな雰囲気でいい雰囲気になっています。
カウンター席はキッチンの目の前なので、作業がよく見えます。ラーメンの麺は自前です。パスタを作っているみたいで面白い。
こちらはカウンター席にあるインテリア。渋い感じで素敵です。ここはモスクワか?と、まるで日本にいる雰囲気です。
ラーメンは担々麺を注文しました。ピリ辛の真っ赤なのかな?と思いきや、すっきりカラーでした。麺の硬さもちょうどよく、だしも効いていてとっても美味しかったです。スープも全部飲んでしまいました。これで580ルーブル(約870円)。欧州だったらもっと高いと思います。
さて、次はモスクワのさらに中心街にある”ラーメン天”さんです。今回行ったところは、ディスコや飲み屋さんが集まるパクロフスカヤ通り沿い(ул. Покровка 4с1)にある店舗です。現在のところ、モスクワ市内に2店舗あるみたいです。
(↑お店のインテリアはポップです。)
今回オーダーしたのは鶏白湯。以前ラーメンやさんの老舗KUさんで、初めてこのメニューの存在を知りました。
こちらもだしが効いている系で、トッピングにルッコラが付いてくるのが面白いなと思いました。麺は細くしっかり固めに茹でてありGOODです。
(↑箸置きに蓮華がちゃんと付いてきます。)
鶏白湯はお値段460ルーブル(約700円)。こちらのお店は、ラーメンの上にエビフライがのっているメニューやスシ・ロールなど日本では見られない、ロシアの地元に合わせたメニューを展開しています。
以上、今回はモスクワにあるラーメン・ショップ2店のご紹介になりますが、どちらも麺はふにゃふにゃじゃなくて、ちゃんと固めに茹でてあり、スープもだしがちゃんと出ていて、日本食が最近恋しい身としては十分な美味しさでした。ラーメン好きの日本人の方だったら、もしかしてだしのパンチが足りないかもしれませんが、ロシア人はコテコテの強い味がするスープが苦手とも聞きますし、日本のオリジナルを残しつつ、現地の人に合わせたマイルドな丁度いい加減に仕上がっていると思います。それと何といっても、両店舗ともラーメンという手がかかるメニューに、地元の人が割りかし手が届くような値段設定をされていて、食材に工夫をされているのが伺うことができ素晴らしいなと思いました。
またモスクワのラーメン探索をしてみたいと思います。
店舗情報:
ラーメン”Kojiro” (ウサチョーフスキー市場内) https://usch.ru/restaurants/1833/
ラーメン天 (2店舗有り ул. Покровка 4с1 / Долгоруковская, 2 )https://ramenten.ru