あっという間に12月に入ってしまいました。
今北イタリアの田舎で授業を受けているのですが、先月用事でミラノへ行ってきました。通っている学校はのんびりした田園風景が広がるところにあるので、大都市は刺激的でいいですね。
ミラノは日帰り旅行だったので、用事を済まし中心街をぶらぶら〜。どの建築も美しいです。
ショーウィンドウを見るだけでも目の保養になる。お店のインテリアを見たりぶらぶら〜。
さて、モスクワに引き続きミラノある日本食レストランを開拓です。コロナ禍もあり日本に長らく一時帰国できていないので、ミラノでも敢えて本物の日本食を求めて、です。
実はイタリアでは今スシが流行っているみたいで、都会でも地方都市でもSushiの看板ばかり。これらのスシ・レストランは殆どが中国人の方が経営していて、クラスメートの中国人留学生でさえイタリアに来てその多さにびっくりしてました。
モスクワの感覚だと今さら寿司ブーム?とちょっと遅れた感じですが、それはある事情があるみたい。よく聞くのは、イタリアはパスタの国だから、という理由。イタリアでは自国のパスタ料理にかなりの愛情がこもっていて、本当に様々なパスタのレシピがあります。ところがラーメンはスープの中に麺が入っていて受け入れがたいみたいです。スシはヘルシーだし、お箸で食べてエキゾチック、アクティブなイタリア在住の中国人のビジネスとなったことも相まって、どこでも日本食といえばスシ!です。
しかし面白いことに、お蕎麦はパスタの感覚とは別物みたいで、スーパーでお蕎麦が売られているのを目にします。ということで、イタリア在住日本人の友達のお勧めで自家製のお蕎麦が食べられる和食チェーン店「サガミ」in Milanへ行って来ました。場所はミラノ中央駅の目の前にあります。店舗の入り口の近くは、ほんわか出汁の匂いがしました。本物の日本食です!
店内は日本語が話せるスタッフがいらっしゃいました。私が行った時は地元に住んでいる日本人の方とか中国かなアジア系の留学生の人が結構入っていました。メニューはお蕎麦から、おうどん、カツカレー、どんぶり系など魅力的な内容でかなり迷ってしまいました。
ということで、隣の人が食べていたのと同じチキンカレーお蕎麦を頼みました。
ボリューム満点、出汁もちゃんと出ていて日本と同じクオリティー。美味しかったです。お値段は13ユーロ(約1600円)。モスクワに比べると4割程高めの設定。ボリュームやクオリティーとか立地などを考慮するとこのくらいするのかな、です。
現在、「サガミ」さんはイタリアで7店舗を展開しているようです。もしまたミラノへ行く機会があったら、次は納豆が盛られたお蕎麦とか、おうどんを是非試したいです。お店のHPはこちらから → https://sagami.it
今回はイタリアのお蕎麦情報でしたが、実はミラノやローマなど大きな都市に日本人が経営しているラーメン屋さんがいくつかあり、地元の人から受け入れられていると聞いたので、こちらも次回都心へ行く機会があったら訪れてみたいです。