日別アーカイブ: 06/17/2023

〜徒然紀行〜 サドヤワイナリー編

さて、2つ目は甲府駅から歩いて約5分と駅近のサドヤワイナリー です。とにかく今回は事前にワイナリー巡りの準備を全くしなかったので、とにかく便利なところで、と気軽な気持ちでいたのですが、こちらもとても内容が濃く面白かったです。私が知らなかっただけだけど、日本ワイナリー実はすごい。

さて、駅からトコトコ歩くと、サドヤワイナリー と書かれた建物を発見。分かりやすいですね。

敷地内にレストランとかチェペルがあって、和式ヨーロピアンな雰囲気です。受付のところにバーカウンターもあって、早く到着してしまったので、ワイナリー見学の前に有料の試飲をしました。

サドヤワイナリーはもともと油屋さんや洋酒店だったようですが、転業後ワイナリーとして100年以上の歴史があるみたいです。昭和時代に、当時オーナーの息子さんが、フランスでワイン造りを見聞した後、自社のブドウ畑を開墾し、当時では珍しかった辛口ワインを始めたらしいです。昔は甘口ワインが主流だったので、大衆向けに売れるものを作るのが当たり前ですが、これからの日本の食生活の変化するの見込んで、自分がこれ! と思うワインを作るのは当時としてはマーケティング的にパイオニアな存在かなと思いました。

見学ではセラーのみを見ることができます。畑は違う場所にあるみたいです。セラーはちょっとした地下にあって、入場するのに大きな樽の形をした扉を開けます。昔は地下タンクとして使用されていたスペースに展示物が並びます。地下タンクは1部屋だけでなく、いくつも続きます。

開墾当時の写真が展示されていたり、コルク、瓶、搾汁機などもありました。そういえば山梨で国産ワインといえば、一升瓶ワインなんてのも、よく見ました。昔からの伝統だそうでで、日本酒文化とリンクしていて面白いですね。

暗闇に潜むヴィンテージの瓶も見せてもらいました。

一通りガイドさんによるワイナリー見学が終わると、最後に試飲があります。こちらは2022年の甲州です。最近、何となく甲州のキャラクターとかあるような形が分かってきたかも。

こちらもガイドの女性の方が、かなりワインに関して情熱的な人だったのでとても面白かったです。セラーの見学所から外に出ると、敷地内で結婚式の撮影が行われていました。ワイナリーを背景に着物と袴姿で、何とも日本らしく情緒があっていいですね。

 

見学予約は、サドヤワイナリーのHPから→https://www.sadoya.co.jp

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旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]