アルメニアの旅は続きます。
今回は市場について。エレバンの台所です。
GUM Market(グム市場)という、共和国広場から徒歩10〜15分のところへ行くの巻です。
この日も朝は快晴。街の中心街ですが、一旦街の路地に入ると生活感がたっぷり。徒歩で通勤している人たちと一緒に歩きます。

グム市場の”GUM”って名前、ロシアにも各地にあるけど、アルメニアにもあるんですね。GUMはロシア語のГосударственный Универсальный Магазин(国営総合百貨店)の略。ソ連時代の名残がここにもありました。

GUM入り口。GUMって書いてあるのかなと思ったら、アルメニア語だから読めなかった。
市場の中は、至って静か!もっとアジアの感覚でざわざわしているのかなと思ったら、その静けさに、果たしてこの市場は大丈夫かと心配になりましたが、まあ、ぼちぼちロシアや中国の観光客がいました。逆にこのくらい落ち着いていると、のんびり見れていいですね。

スパイスがたくさん!こういうの、イタリアには全然ないから、市場にいてワクワクしてしまう。

前にセバン湖に行ったけど、湖からの魚かな。大体みんなこんなふうに半燻製にしてある。

干し柿。ちょっと日本と似てますね。

こちらは、この時期が季節だったキシュミシュ(Kishmish )というブドウ。モスクワにいた時はアルメニアとかウズベキスタンからの輸入のキシュミシュをよく見たけど、これは本当のとりたてのキシュミシュ、一人で感動。

地元のチーズ。アルメニアは牛だけじゃなくて、羊から作るチーズもあるみたいです。そう、アルメニアはチーズ大国なのです!

ほのぼの市場風景です。

猫ちゃんも市場でご自由に。

肉屋さん。地元そのもののほのぼの市場だから、どのお肉も新鮮だと思う。もうちょっと長く滞在して、キッチン付きの宿舎に泊まっていたら、もっと地元のものを料理して試せたのにな。そんな思いは横切るものの、この市場を見るだけでも満足です。

次はお土産市場”ヴェルニサージュ(Vernissage)”について。
週末にちょうど飛び立ったのですが、アルメニアで知り合いになった方から、週末にまだエレバンにいるなら行ったほうがいいとアドバイスされ見に行ってきました。
こちらもモスクワに”ヴェルニサージュ”っていう蚤の市場があって、アルメニアも同じだと一瞬思いました。

市場にはアルメニアの国旗が掲げられてます。
カーペットがずらり。良いなってものもあったけど、カーペットって意外に重いし持ち帰るとなると大変ですよね。見るだけにしておきます。

マトリョーシカのお土産も発見。

ビニール盤レコードもあり。

市場の買い物は基本的に現金払い。良い感じの絵を売っている作家さんもいたり、ぶらぶらしているだけで面白かったです。
ということで、お仕事番外編の自力アルメニア発見紀行は、短い日程ながら得るものがとても多い旅でした。
たまたまロシアへ行くための乗り換え地点でしかなかった場所から、偶然にもアルメニアに出張する機会を得て、ずっと気になっていたこの国が少しずつ開けていき、ますます好きになってしまいました。
こうして今年はアルメニア紀行で締めたいと思います。いつもお読みいただき、ありがとうございます。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください!!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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