さてさて、年が変わる前に今回訪れたアルメニアについて写真をUPしたいと思います。
モスクワへ行く時に何度か、アルメニアの首都エレバンを経由したことがありまして、一昨年の春に、エレバンの6時間トランジットで超弾丸観光をしたのであります。
(その時の様子は過去のブログでご覧ください↓)

google map
旅の参考に多くは、人に聞いたり翻訳家で執筆家であるのぶよさんのブログを参考にしました→さぼわーるアルメニア編(https://ca-voir.com/armenia-travel-plan-jp/)
前回の弾丸タクシーツアーでは市内観光が中心だったので、今回はもっとアルメニアの魅力そのものに触れたくて、エレバン近郊で行けるスポットを探してみました。
いろいろ調べてみると、エレバンの東〜北東に広がるエリアには、ゲガルド修道院やガルニ渓谷といった見逃せない名所が点在していることが分かり、更に欲張りちょっと遠くのセヴァン湖にも足を延ばしたくなり、現地の1日ツアーに参加することに。
これらの場所は、1〜2日かければ乗り合いバス(マルシュルートカ)やタクシーを使って自力でも安く回れますが、今回はガイドさんの説明を聞きながらアルメニアの全体像を知りたいという思いもあり、1日で効率よく複数の観光地を巡ることができて大満足でした。
ツアーはオンラインでも見つけることができますが、市内に行くとツアーの宣伝を掲げたミニバンが駐車されているところで、その場で申し込むこともできます。

ツアーの看板。こういうのが至る所にある。
さてさて、1日アルメニアツアーの始まりです。
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ゲガルド修道院、ガルニ神殿、セヴァン湖の1日ツアー
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ツアーの始まりは、市内にある共和国広場(Republic Square)で待ち合わせです。野良ちゃんの犬がたくさんいるけど、みんな耳にワクチンをしてある印のバッチがついてあって、おとなしいです。

共和国広場(Republic Square)
私が参加したツアーは15人ほどで、小さいミニバン。ガイドの人がアルメニアとエレバンの概要をお話してくれます。これって、とっても役に立つのです。
ちょっと市内を離れると、お店の横に、羊が群れているコーナーをバス越しで発見。ガイドの方によると、羊の肉を売っているお店で、まさしく本物の羊さんがお店の傍に常時しているのです。お魚屋さんで言うと、お店の生簀(いけす)ですね。

アルメニアが読めないから、もしガイドさんなしで通り過ぎたら、分けわからず、これはなんだろうって思っただろうな。
まず1つ目の観光スポットに、市内を出てから30分ほどで到着。
場所の名前は、Charents Arch(チャレントス・アーチ)です。見晴らしスポットで、晴れていたらアララット山が見えるらしいです。この日は曇り後雨予報だったので、ちょっと晴れててラッキー。でもアララットさんは雲に隠れててよく見えませんでした。

ロシア語はもちろんのこと、イタリア語がよく聞こえる観光スポットでした。エレバンには4時間弱で来ることが出来るから知っている人ぞしる、観光地なんだろうな。

お土産屋さん。ちょっと高め。
さてさて、次の目的地は岩をくり抜いて造られた、世界遺産に登録されている「ゲガルド修道院」です。
アルメニアが世界で初めてキリスト教を国教にした時代(301年ごろ)から存在する古い修道院らしく、神秘的な雰囲気の場所です。

修道院の入り口。コインを岩の窪んだところに投げ入れると願いことが叶うらしい。

教会の一部は工事中でした。岩窟教会群全体は13 世紀に完成したものらしいです。
教会の中はこんな感じで、外からの自然光が入るのが美しいです。建物全体は地元で取れる火山活動でできた凝灰岩が使われていて、中は長年の蝋燭の炎のすすで黒くくすんでいます。

教会の中には、湧き水が流れている部屋ありました。
「聖なる湧き水」と言われているらしく、教会の外にも湧き水を汲める場所がありました。

1時間弱、教会の周辺をぶらぶらしました。周りには川があったり緑が多いのんびりと散歩できるところです。教会の入り口にはGata(ガタ)というアルメニアのスイーツが売っていました。小さく切ってもらって、1片購入。600ドラム(約250円)だったけど、多分もっと安かったと思う。。お味は出来立てで美味しかったですよ。

ゲガルド修道院の見学が終わったあと、次はシンフォニー・オブ・ストーンズ(Symphony of Stones)という、車で20分ほど離れたところへへ行きます。場所は更に次に訪れるガルニ神殿というところの近くです。シンフォニー・オブ・ストーンズの入場料は300ドラム(約130円)でした。

シンフォニーオブストーンズ。この迫力!
別名、「石のオルガン」とも言われているみたいです。柱の高さは最大で約50メートルほどで、人間が小さく見えます。圧巻!
何万年も前に、地表に出てきたマグマが、冷えて固まり割れて形成されたものらしいです。冷えると岩が収縮して六角形などの柱状に割れることがあるそうで、それを 柱状節理(ちゅうじょうせつり)と言うらしいです。
ここだけでなく、世界中に同じようなものがあるらしいですが、ここまで大きいのは珍しいみたいです。実際に来てみて、かなりの見応えあります。

よくこんなにピシッと並んでいるなー 上から落ちてこないか心配だけど、普通にみんな歩いているから大丈夫なのかな。
ーーーーーー>> 次回に続く