日別アーカイブ: 12/30/2025

アルメニア紀行2025ー④

おまっとさんでございます。「アルメニア紀行2025」最後となる投稿は、食と買い物編です。

今回はアルメニアに願い叶ってお仕事で再訪することになり、帰る飛行機を待っている間、数日フリーの日程があったので、その時自力で周った観光地をブログに投稿してきました。

さて、まず1つ目のチェックしておきたいところは、前回に投稿したエチミアジン大聖堂の敷地内にある「Agape Refectory(アガペ修道院食堂)」です。

過ごしやすければ、外のテラスでもお食事ができます。

アガペ修道院食堂は7世紀から続く老舗レストランで、ここでは昔からのアルメニアの伝統料理を特別な雰囲気で味わえるところです。

レストランの建物自体が修道院の食堂として使われてきた歴史ある建物で、中を入ると重厚とした感じの雰囲気。

入り口を入るとこんな感じ。

私が頼んだのはAчапа(アチャパ)という、豆やナスがミンチされたカレーっぽいスパイスが効いたサラダと、Хохор(ホホル)という羊肉煮を頼みました。

地元のビールも一緒に

伝統的な料理がメニューにたくさんあったので、他の一品も興味津々でしたが今回はこんなレパートリーでした。普通のお食事処に比べて、お値段は高めですが試す甲斐アリです。

次に挙げるお食事どころは、フードコートのSAS。場所は少し中心街から離れているところにあるのでアクセスは不便ですが、バスに乗り慣れているなら行ってみてもいいでしょう。

ここは好きな料理を好きな量だけ、自分の好みで試せます。

フードコートの中はこんな感じで、観光客だけでなく地元の学生さんぽい人も多く見かけました。

アルメニアのパン、ラヴァッシュはトニル(つぼ窯)で焼いているところが見られます。

こちらはお肉、魚などの焼きコーナー。指をさして「これを焼いてください」と注文すると、その場で焼いて作ってくれます。

今回は連日の食べ歩いていたので、軽く羊挽肉の串刺しバーベキューと、コーカサスでよく観るブドウの葉で包んだ料理”ドルマ”2個を注文しました。パン類は無料で付いてきました。

それぞれのフードコートの受付で購入して注文をそれぞれ自力で取りに行かないといけないので手間はかかりますが、お水もつけて1800ドラム(約750円)。前記のアガペ修道院食堂は9000ドラム(約3700円)だったので、大分節約になります。

旅はそれぞれのスタイルに変えることができて、リッチスタイルでもバックバッカースタイルでも、いずれにしても、場所を変えて新しいものを見て体験するってことが醍醐味なのかと思います。

さて、こちらは”ラフマジュン”というアルメニアのピザみたいなもの。これも試したかったけど、短期間旅行だったので、キャパシティーオーバーでした。次回ぜひ試したい。

こちらは、ジョージア料理のハチャプリ。うん、これは結構食べ慣れているから、パスしても心が平安だった笑。

あれ、ロシアでよく見る、じゃがいもを丸ごと焼いて中にトッピングが入っているクロシカ・カルトーシカ風の料理だ。こちらは久しく食べてないからちょっと恋しい。まあ、自分でも作れるか。。

ミニ・ピロシキなんかもあり、よりどりみどり。ただ時間が足りません。

ということで、庶民的フードコートのSASを後にし、ホテルに帰るところバスの乗り方を間違え、一瞬ひやひや状態。

バスと言えども、公共交通機関だと支払い方が特殊で、実は事前にバスカードを買って乗車しないといけなかったのですね。

はじめはその乗車方法を知らずに、クレジットカードを機械にかざして支払おうとしてもエラーが出て、そのままでまぁいいかと思っていたら、いきなり検札の若い男性3人が登場。うわ、もしかして罰金取られるぅと思ったら、隣に座っていた女性が慌てて近くにある読み取り機で支払いを済まし、私の分も支払ってあげるよと会話をしていると、検札の人が支払ったかどうかチェックしにきて、私のカードだと機械にかざすとエラーができるんだよ、となんだかんだ会話しているウチに、結局なあなあのまま終わって去っていったのです。 しかも英語でご協力いただきありがとうございます、良い旅を、まで言われてしまった。。 多分そういった乗車方法を知らない観光客が多いから、多めにみてくれたのかな。。 イタリアだったら、観光客も地元人も全く関係なくビシッと罰金取る態度だよね。。ちゃんと乗車方法について勉強しておけばよかったけど、申し訳ない半分、隣に座っていた女性もしかり、アルメニアの人とてもいい人たちだなと、心の中で涙していました。

右の白いジャケットのお兄さんが検札の人。みなさん若いんですね。

そして、私は検札のお兄さん3人は私が降りる停留所で降り、彼らは次のバスへ乗り込むのです。3人でグループを組んでバスを回っているって、面白いなとおもいました。イタリアでもロシアでも大体1〜2人ですよね。

先ほどの白いジャケットのお兄さんと、その他2人がグループになっているんです。

ということで、次の投稿はアルメニア、エレバンの市場について書きます。

 

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