月別アーカイブ: 2009年7月

科学とアートの融合

お休み気分の家族連れもいれば、仕事で疲れてメトロの中で激しくコクコクしながら寝ているおじさんもいる今日この頃の街中です。

LABRATORIA Art&Science Spaceで行われているインスタレーション 作品を見に行きました。ロシアで始めての現代アートと科学研究の非営利団体とあったので 面白そうだな~と気になっていました。

しかし広告と違って場所も、中身も簡素でちょっと拍子抜けしてしまいました。

”門の入り口” とは書いてあったけど本当に車庫とかそんなノリの門。
そして入り口には 一枚の紙に ”何々展覧会”と書いてあるだけ・・・

中庭に(いや これは駐車場じゃ) にカナダ人のオーディオ作品と オープニングか何かで使われたんじゃないかと思う椅子たち。木の箱は雲の密度や高さを赤外線によってリアルタイムで読み取り、音が発生するーというものなのに、何も聞こえない・・

ギャラリー内の作品は ん~ 科学実験のような作品だったんですけど、ボタン押しても動かないし よく分からんかったです。。。

たぶん 作品たちも夏休みだったんだよね・・ そう思いたい!

(↑入り口:これはこれで 斬新かも!? だとしても分かりにくいよね)

“CLOUD HARP”展10月20までやっているそうです。

前に紹介したВИНЗАВОД(ヴィンザボード)で 25日、26日にアートバザーが催しされるそうです。
なにか素敵な小物があるかも彡
http://www.winzavod.ru/artbazar/25july09.html

  (↑こちらはヴィンザボード。新しくできた雑貨屋さん。ちょっとアーミーっぽいのもあったり斬新なデザインの時計があたり独特なんですね。詳しくは是非訪れてみてください)

(インスタレーションの会場↓↓)
LABRATORIA Art&Science Space
3 Obukha per. Karpov Institute of Physical Chemistry

最寄り駅:Kurskaya.Chkalovskaya

http://newlaboratoria.ru/www/eng

こちらもあじぃぃ~

モスクワも暑い日が続いております。

日本の汗たらり、という暑さより 太陽がじりじりして肌に焼き付けるという感じの暑さです。
今日はお昼で+25度だったそうです。日本と比べるとそれほど暑くなさそうですが、太陽が攻撃的にギラギラしているので、 日向に出るときは注意です。
太陽が雲に隠れると、涼しくなるんですけどね。。 極端です。

この太陽の感じとか 汗のにおいとか 歩いている人が着ている服装とかが 夏休みを利用してロシアを旅行していた学生時代を思い出します。 (さすがに大都市モスクワでは、たまにしか見かけませんが、男性が着ている体が透けて見えるメッシュのタンクトップ^^これを見ると いかにもロシアです。)

と今書いている矢先に雲行きが怪しくなり、雷が鳴り、大雨です。

梅雨明けましたぁ

先週から超短期で日本に一時帰国していました。

飛行機降りたら、体中に湿気がぬわ~とまとわり
日本だー梅雨だーって日本に来たのが嬉しくなりました。

今回の帰国はほとんど暗室に隠りっぱなし。
あぁ何と暗室の楽しいこと。朝から晩まで連日集中してお昼も忘れて作業していました。
小さいネガに入っている情報が印画紙に大きく引き伸ばされ、当時の時間が蘇ってきます。

こっちに帰ってきて、ご飯がどれを食べても美味しいので(@⌒¬⌒@)ノ モリモリ
たくさん食べています。

今日は東京・八王子で35.7度!関東梅雨明け宣言が発表されました。
あじぃぃ~

保存された!?

こっちでお酒を買うとき、レジで不意にパスポート見せてって言われるときがあります。

たま~に言われるから、はふっ!?っ一瞬考えてしまいますが、つまりは未成年だか聞いているんですね。

“わたし2@才ですけどー!”って今日言ったら  ”Хорошо сохранились (直訳:よく保存されましたね) ” と返ってきました(´゚艸`)

辞書でСохраниться<サフラニッツァ> を調べたら確かに、最後に書かれている用例で 『(若さや健康を) 保つ』って書いてありますが、どうしてもはじめに覚えた日本語で <サフラニッツァ> =保存されている、の意味が抜けなくて 私は生きているミイラかっ!っていつも心の中で笑ってしまいます。

日本でも年相応に見られないとよく言われるし、嬉しいような、悲しいような、、

↑写真はこの前のWORLD PRESS PHOTO2009のビデオコーナー

今日は ずーと雨で寒かった・・

チョコレート工場

メトロ・クロポトキンスカヤにある救世主キリスト聖堂を目の前に通り過ぎ、橋を渡りきったところにギャラリーが集まった地域があります。いわゆる”チョコレート工場”と言われているところなんですけど、ずーっと前に紹介した、それこそロシア版ソーホーみたいな、日本のシュウゴアーツのような場所”винзавод (ワイン工場)”と同じように工場の跡地を利用して展示会が催されています。(チョコレート工場は一部工場が機能しているのかな??ちょっと確認していないです。。)

最寄り駅にはプーシキン美術館や聖堂があって、観光スポット的にはいい場所にあるんですけど、何の企画がやっているか情報収集しないで ふらりと行っても何もやっていないことがよくあり、ちょっとさびしいときもあります。

今回は何がやっているのかちゃんと調べて行ってきましたー。

↑日本でもおなじみのWORLD PRESS PHOTO2009 (世界報道写真展09’)です。

1枚の大きなパネルに数コマまとめて出力してあり、英語解説の下にロシア語で訳した紙がピタリ、貼ってありました。
1つのパネルに 丸ごと1コマを出力してあった作品も数点あってそっちの方が迫力があって、よかった気がします。
日本人が2人入賞していてました。ドキュメント写真展は久しぶりに見に行ったけど、相当の根気
と勇気と魂が込められていて、写真のもつ力を改めて考えます。

会場は広々していて点いている照明はあってないようなものなんですが、曇りでも白い壁にやんわりと自然光がまわって雰囲気は良いです。おまけみたいなものですが 一応休憩所もありました。

下の階では 海外から5人の作家を呼び集めた現代美術展がやっていました。

黒いスーツを着た番人がいたるところにいるのですが、なんだかそっちも作品と同じくらいに気になっちゃいます。。(作品を守ってくれているのかな。