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ヴェローナで博物館巡り①【国際婦人デー編】

今週の水曜日、3月8日は国際婦人デーでした。イタリアでも婦人向けに大々的にお祝いされます。

そして、この日はヴェローナ市の美術館と博物館の入場料が、女性だと無料ということで、弾丸で朝から晩まで博物館巡りをしました。

普通だと入場料5ユーロほどするし、一日中行きたい放題になるCITY PASSは20ユーロで全ての場所を回るのは難儀なので、この機会に行きそびれているヴェローナ市内の博物館へ行ってみました。

マッフェイアーノ碑名博物館(Museo Lapidario Maffeiano)

場所: https://goo.gl/maps/gWv1xNiYx1vLBZFfA

かなりマニアックな博物館です。シェークスピアの銅像が密かに佇んでいるI Portoni della Bràというアーチ門の脇に博物館の入口があります。

ここにはギリシャ、エトルリア、ローマ、アラビアンの碑文などが所蔵されています。

ちょっと写真が小さくて見えないけど、ギリシャの碑文がなんとなく読める。ロシア語のキリル語はここから派生したからか、と今更ながら納得。

室内もそうだけど、中庭にもコレクションがずらりと並ぶ。どこも石、石、石。紀元前のコレクションで、石という素材だから今でも十分耐えられる状態での残っているのか、とこれも今更ながら納得。昔の人が作ったものが世紀を超えて現代に残っているのに圧巻です。

中庭の様子はこんな感じ。ローマ建築によく見る柱は、ギリシャ建築の石柱からきていると聞いたことがあります。ギリシャにもいつか旅行してみたいな。

そこまで大きくないので、かなりゆっくり見学して40分ぐらいで終わりました。小学生のグループや観光客もいて、多分普段はひっそりしてそうだけど、この日は館内が結構賑やかでした。

さて、次の博物館へ。

途中、夏はオペラのコンサートがあるアレーナ劇場の広場でヴェローナの警察(クエストゥーラ)がバーナーを出していたので、立ち寄って話をしてみました。というのも、今手続きしている滞在許可書申請の処理がものすごく遅い。システムが不透明でストレスフルなので、直接色々質問してみました。対応してくれたのは、可愛い女性の方で結果メールや電話で問い合わせてねとの返事。いや、そのメールや電話がよく機能していないので困っているんですけどね。。まあ、こんなのもイタリアで慣れましたけど。

そもそも、このバーナーは国際婦人デーのキャンペーンで、家庭暴力から女性を守りますというものだそう。だから女性のポリスのみが立っている。

質問ばかりで途中ちょっと迷惑そうだったけど、日本は国際婦人デーがあるの?と逆質問され、最後にイタリアのリボンがついたミモザをいただきました。

ちなみに、今のところ毎月第一日曜日は市内の美術館と博物館の入場料が性別問わず1ユーロです。観光シーズンも続くのかは不明ですが、ヴェローナ市のサイト(イタリア語)に詳細が出るか(?)もしれないので、参考までにリンクを貼っておきます。https://museicivici.comune.verona.it/nqcontent.cfm?a_id=43239

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旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]

元クラスメートと

またまたヴェローナにいます。

去年一緒にイタリア語の授業を受けていた元クラスメートと、大学の食堂でランチをしました。食堂にはピザを焼く釜もあります。

1週間前ノーティスで「カナコ、日本を取り巻くワインの状況についてプレゼンテーションをしてくれ。」とか、今受けているコースは当初テストは口頭のみといわれていたけど、今になって筆記、作文、プロジェクト作成の試験をするよ、といきなりアナウンスがあったり、なかなかイタリアのダイナミックな感覚に奔放されています。こういうのはロシアでも慣れているつもりですが、イタリアの方がダイナミックすぎかも。いきなりテストに出題される教科書を渡され、なんで今頃?どうしようと色々考えたみましたが、最後は良くも悪くも何とかなるよねという結論に至りました。

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お疲れ様でした。今日は金曜日。

今日は金曜日。自分のご褒美に地元のプロセッコを一杯。

おつまみも、美味しそうなのがたくさん。

真ん中のハムにピンクの棒みたいなのが立っているものはラディッキオといって地元の野菜です。グラス一杯で3ユーロ。おつまみ1つで1.5ユーロ。合わせて大体5ユーロ。今は為替で円安なので円に変換すると約650円。こっちの感覚でワンコイン500円の感じかな。

プロセッコを飲む機会もかなり増えました。地元にすっかり馴染んだみたい。プロセッコの泡がちょうどいい感じに1週間の疲れを癒してくれます。

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甲州ワインの試飲会の様子-まとめ

さてさて、前々回のブログに書きました日本ワインの試飲会についてです。

【前々回のブログはこちら→ https://blog.ikedakanako.com/2023/02/04

クラスメートと一緒に試したのは、ヴェローナの日本食レストランで見つけた甲州ワインで、造り手は中央葡萄酒さんです。

自分が造ったわけじゃないのに、みんなの反応がどんなのだか気になり、ちょっと緊張しました。クラスメートは「エノログ」といってワインに関するブドウ栽培とワイン醸造のサラブレッド。教授も2人参加しました。イタリアの味覚って結構コンサバティブ(保守的)だけど、この未知の世界をどのくらい受け入れてくれるものだろうか。。

試飲の前に、山梨のワイン造りや甲州ブドウの特徴や背景を説明しました。みんな日本のワインにすごく興味津々。

↑雪化粧はほぼなくなりました。

学校の冷蔵庫が既に他のボトルで満杯で、ワインを冷やすことはできなかったのだけど、まだ寒い季節だから許容範囲かと。

結果、すごく気に入ってもう一杯お替わりする人と、うゎとびっくりする人のふた手に分かれました。

色々な人の反応を、出身地やバックグランド、どんなお弁当を食べているかや色々照らしあわせてみましたが、県外からの人達、授業中にアメリカアニメのザ・シンプソンズを見たり、ポテトチップスのスプリングをよく食べているクラスメイトは新しいタイプの味にも対応できるのか甲州ワインを美味しいとの高評価。その一方、地元出身で大きなワイナリーの息子さんでもあるクラスメートは伝統的な味覚が好みなのか新しいタイプの味覚は苦手というのが見受けられました。細かいデモグラフィックの内容は是非こちらでお聞きください↓↓↓↓↓

■■現地のお弁当事情 by 池田カナ子スマホアプリから視聴可/有料

https://artistspoken.page.link/8LXx

#artistspoken #世界のお宅から

 

尚、今回の反省点として、やっぱり冷やして飲んだ方が良かったのかなと。そんなご意見もいただきました。

総合的にみて、甲州ワインはイタリアでも受け入れてくれた、というのが個人的な感想です。

イタリアには、地元のブドウ品種が多く存在します。その地域ならではのブドウ品種を大切に栽培し、ワイン造りをしているのをよく見かけます。そんなところが、イタリアワインの好きな理由の一つですが、甲州ワインが日本や山梨固有のものとして、イタリアで(少なくとも私が住んでいいるヴェネト周辺で)受け入れてくれた理由もそういうところにあるのかなと分析しましたが、ちょっと考え過ぎかな。

今回の試飲会では、クラスメートにすごく丁寧にテイスティングしてもらって嬉しかったです。自分にとっても色々な反応が見られてかなり新鮮な体験でした。

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ヴィチェンツァ界隈

毎度のことながら、移動がたくさんです。

剪定をしにヴィチェンツァへ行きました。ヴェローナと水の都といわれているヴェネツィアの真ん中あたりにあります。

↑剪定のテストがありました。そんなのがあるは事前に知らされてなかった。イタリアでよくあること。

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朝食はクロワッサン

またまたコネリアーノです。

朝、時間を間違えて早く起きてしまったので、カフェでゆっくりと朝食。

学校の近くは何もなく選択肢が少ないですが、近くの中国の人が経営しているカフェに行きました。お店の人はクロワッサンの仕込みや、同時に注文されたコーヒーを作ったりして忙しそう。

↑出来立てのクロワッサンを運んでいるところ

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イタリアで日本ワイン

学校でよく「日本でもワインを作っているのか」と聞かれるので、今度イタリア人の同級生に日本のワインを試してもらいたいと思っています。

ヴェローナになんと山梨の甲州ワインを置いている日本食レストランがあると知ったので、勉強のためにプレ・デグステーションしにきました。

ヴェローナは小さい町なので日本人が経営されている日本食レストランはなく個人的にはモスクワの方が競争力があってレベルが上だなと思っているのですが、このお店は結構頑張っているなと思いました。ちなみにヴェローナの日本食レストランのお値段は日本に比べてとても高いです。ワイン一杯と天丼で19ユーロ、今の為替で約2600円。ニューヨークだともっとするのかも。

お店の情報:ikai (VERONA)

Corso Porta Nuova, 22a,  Verona

https://www.ikai.it 

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花金

金曜日なので、コネリアーノの駅前でプロセッコ(地元のスパークリングワイン)を一杯。今週もお疲れ様でした。週末はヴェローナに戻ります。

おつまみはチケッティ(cicchetti)といって、スライスしたパンの上にツナとか、ハムとかがのってます。これがとても美味しいのです。

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剪定(せんてい)の時期です

最近はブドウ畑で剪定(せんてい)という作業をしています。

ブドウの枝を切ったり樹を整えることによって、収穫時にブドウがなる量をコントロールします。また病気を予防する役割もあります。

今居るスパークリングワインのプロセッコで有名なコネリアーノ地域では、樹を整える時に、枝を少しひねる習慣があるとのことで、ちょっとブドウの樹が折れそうになってしまうこととも。

先生曰く、地元の昔からの習慣だけど、今は傷口から病原菌が入ってしまうかもしれないので、お勧めはしないとのこと。

思ったより大変な作業です。

↑樹の形を整えるのに、枝を曲げるとちょっとかわいそうなことに。。

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先週、雪が降りました。すぐに溶けてしまったけど、山はまだ雪化粧です。

まだまだ寒いけど、最近、太陽が出てくる日があって、春の足音も聞こえます。

↑コネリアーノ(北イタリア)にて

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