試験も終わり、只今モスクワです。
今日の一枚〜
外は雪ですね、氷ですね。
先々週にラジオでお話しした、イタリアのラーメン屋さんについてです!
場所は北イタリアに位置するヴェネト州、パドヴァという街です。パドヴァはガリレオが教鞭をとっていた場所で有名、大きな大学があって、とにかく学生さんが多い街。先月、地元の人に聞いてオススメのラーメン屋さんに行ってきました。
お店の名前は「MA RAMEN」。日本人の方が経営されているみたいです。MAは「間」という漢字を当てはめるらしく、イタリアの人も短くて発音しやすいですね。入り口はジャボニズム風でおしゃれです。
時間帯はお昼時間。イタリアのお昼は軽くパニーノ(サンドイッチみたいなやつ)で済ませてしまうみたいで、お昼にラーメンを食べる人はいるのかな、と思っていましたが、お昼でも人は結構入っていました。お店の照明が暗かったので上手く撮れなかったですが、店内のインテリアはジャボニズム風でスタイリッシュなおしゃれな感じ。
ガラス越しでラーメンを作っている様子が見える↑
さてさて、私が頼んだのはスペシャル・ジンジャー・ラーメン。豚スープベースに醤油ダレ、煮卵、チャーシューと、ほかのメニューに比べて一番こってり系。海外のラーメンはこてこてしていませんから、敢えてこってり系をチョイス。
きました〜〜。 緑のサラダもたっぷりです。真ん中にジンジャーつまりおろし生姜がてんこ盛りに乗っています。お味はちゃんと出汁も出ており、麺もgood。おろし生姜がスープ全体をさっぱりさせていて良いコンビネーションです。またまた久しぶりに日本食をいただきました。お値段はスペシャル・ジンジャー・ラーメンで15ユーロ(約1800円)。やはりミラノのサガミさんの時もそうでしたけど、イタリアではこのくらいするのですね。
メニューは、この他にも醤油ヴィーガン・ラーメン、味噌ベジタリアン・ラーメン、トリュフラーメンなど、イタリアらしいで内容で興味深いですね。
「MA RAMEN」のお店情報はこちら↓
Via Cesare Battisti, 44, 35100 Padova
website https://www.maramen.com
長らく準備していた新しいプロジェクトが開始しました! その名も「ロシアンワイン&ピープル」。こちらに是非遊びに来てください→russianwine.jp
I started my own project on Russian Wine. I will introduce nice Russian Wines and its surroundings. Come and enjoy! → russianwine.jp
あけましておめでとうございます!
今日はロシアのクリスマスで祝日ですが、イタリアでは昨日「エピファニア」という宗教行事で祝日、その土地ならではのイベントが続きます。イタリアの「エピファニア」はクリスマスシーズンの終わりでもあるとか。最近、ちょっとだけ日が長くなってくるような気がします。
さてさて、イタリアのお正月はどうだったかというと、カウントダウン前に中心街を散歩しましたが、手花火バチバチで危なかったです。とっても寒かったし、若者の通行人が手花火を付けて、バチバチ手花火を投げ出すし、下手したら火花が当たりそうで、大人しく家にいてテレビを見ていた方が良かったかもしれません。昔、親友が住んでいるベルリンでお正月を過ごした時に、はやり手花火が至る所でファイヤーしすぎて、危なかったことを思い出しました。
ということで、新年はネットでロシアのコメディーを見ました。番組の名前は「チャオ2021!」。ロシアで大変有名な芸能人のイヴァン・ウルガント(Ivan Urgant、露:Иван Ургант)がオーガナイズするモノマネ番組なのですが、ロシアの歌謡曲を全てイタリア語でモノマネしていて、大変完成度が高いです。イタリアの現地のニュースでも取り上げられていました。ロシア芸能界のクオリティーの高さが垣間見える番組です。
(↑ 「Ciao 2021!」の番組。歌われているのはロシアの歌謡曲なので、かなりマニアックですが。 )
実はウルガント氏による「チャオ」シリーズは一昨年から存在し、コロナ禍でイタリアが大好きだけど旅行に行けないロシアの人にとっては、このイタリアへ愛情のこもったパロディー(=モノマネ)はテレビ越しであたかもイタリアにいるような雰囲気で大変支持されました。
2022年、コロナ禍も3年目になりますが、早く自由に旅行ができる日が来ればいいなと願い、今年もよろしくお願いいたします!
只今ヴェネト州という北イタリアにいるのですが、太陽の国とはいえども思ったより寒く夜は零度を下回ります。昼間は太陽が出て10度ぐらいまで上昇するので、モスクワのどんより日照時間少よりはビタミン補給ができていいなと思うのですが、防寒着をちゃんとしておかないと結構指先がかじかんだりするので寒さ対策は必要です。
イタリアではコロナ対策を信号みたいにコンディションによって地域を色分けして規制をかけています。ヴェネト州は明日からホワイトゾーンからイエローということで、少し厳しくなり屋外でもマスクをつけないといけなくなるらしい。
マスクがあると顔も暖かくなるのでまあいいのだけど、外でスポーツをするときとか太陽を浴びながら歩きたいときはちょっと邪魔かもしれない。
あっという間に12月に入ってしまいました。
今北イタリアの田舎で授業を受けているのですが、先月用事でミラノへ行ってきました。通っている学校はのんびりした田園風景が広がるところにあるので、大都市は刺激的でいいですね。
ミラノは日帰り旅行だったので、用事を済まし中心街をぶらぶら〜。どの建築も美しいです。
ショーウィンドウを見るだけでも目の保養になる。お店のインテリアを見たりぶらぶら〜。
さて、モスクワに引き続きミラノある日本食レストランを開拓です。コロナ禍もあり日本に長らく一時帰国できていないので、ミラノでも敢えて本物の日本食を求めて、です。
実はイタリアでは今スシが流行っているみたいで、都会でも地方都市でもSushiの看板ばかり。これらのスシ・レストランは殆どが中国人の方が経営していて、クラスメートの中国人留学生でさえイタリアに来てその多さにびっくりしてました。
モスクワの感覚だと今さら寿司ブーム?とちょっと遅れた感じですが、それはある事情があるみたい。よく聞くのは、イタリアはパスタの国だから、という理由。イタリアでは自国のパスタ料理にかなりの愛情がこもっていて、本当に様々なパスタのレシピがあります。ところがラーメンはスープの中に麺が入っていて受け入れがたいみたいです。スシはヘルシーだし、お箸で食べてエキゾチック、アクティブなイタリア在住の中国人のビジネスとなったことも相まって、どこでも日本食といえばスシ!です。
しかし面白いことに、お蕎麦はパスタの感覚とは別物みたいで、スーパーでお蕎麦が売られているのを目にします。ということで、イタリア在住日本人の友達のお勧めで自家製のお蕎麦が食べられる和食チェーン店「サガミ」in Milanへ行って来ました。場所はミラノ中央駅の目の前にあります。店舗の入り口の近くは、ほんわか出汁の匂いがしました。本物の日本食です!
店内は日本語が話せるスタッフがいらっしゃいました。私が行った時は地元に住んでいる日本人の方とか中国かなアジア系の留学生の人が結構入っていました。メニューはお蕎麦から、おうどん、カツカレー、どんぶり系など魅力的な内容でかなり迷ってしまいました。
ということで、隣の人が食べていたのと同じチキンカレーお蕎麦を頼みました。
ボリューム満点、出汁もちゃんと出ていて日本と同じクオリティー。美味しかったです。お値段は13ユーロ(約1600円)。モスクワに比べると4割程高めの設定。ボリュームやクオリティーとか立地などを考慮するとこのくらいするのかな、です。
現在、「サガミ」さんはイタリアで7店舗を展開しているようです。もしまたミラノへ行く機会があったら、次は納豆が盛られたお蕎麦とか、おうどんを是非試したいです。お店のHPはこちらから → https://sagami.it
今回はイタリアのお蕎麦情報でしたが、実はミラノやローマなど大きな都市に日本人が経営しているラーメン屋さんがいくつかあり、地元の人から受け入れられていると聞いたので、こちらも次回都心へ行く機会があったら訪れてみたいです。