前回のブログの続き、国際婦人デーの博物館巡りです。女性の入場料が無料だったので、ヴェローナ市で普段は行かないような博物館に行きました。
【前回のブログはこちら→ https://blog.ikedakanako.com/2023/03/11/】
さてさて、2つ目の博物館はズバリ、ジュリエットの家カーザ・ディ・ジュリエッタです。シェークスピアの名作「ロミオ&ジュリエット」のモデルとなったお家がこちらということで、しかしながら、ジュリエットが実際にここにいた訳でもなく歴史的背景はないので、普段は自由に見学できるジュリエット像とバルコニーを中庭で見て完結していました。今回はジュリエットの家に入ってみます。
カーザ・ディ・ジュリエッタ(Casa di Giulietta)
場所:https://goo.gl/maps/W8XUdjbCRBV6xaJB7
入り口はアーチの中を入って行きます。この奥に自由に見学ができるジュリエットの銅像があります。観光シーズンは人数規制で入場に列ができますが、そこまで待たなくても入れます。
ジュリエット銅像の横に、博物館の入り口があります。入場はオンラインチケットがないとダメなので、事前に無料のe-ticketを申請して入場時にバーコードを見せます。
博物館に入ると、シェークスピアの銅像がありました。シェークスピアはこのようにヴェローナ舞台の戯曲を書きながらも、実はヴェローナに行ったことはないみたいです。イギリスや海外でのイタリアのイメージって、時代を超えても絶大なものだったのだとつくづく感心。シェークスピアの偉業にも感心します。
タワーみたいになっていて、2回に上がるとこのように広々とした空間が。この奥に、有名なバルコニーがあります。バルコニーに行くのにちょっとした列がありました。
こちらバルコニー。ふ〜ん、バルコニーだ。
バルコニーから見た風景。普段の私は下からバルコニーを見上げる立場。今回はバルコニーから広場の様子を観察します。うん、こんな感じか。
バルコニーを見るのはあっさりと終わりました。1組ずつ入場するので、次に待っている人もいるし、風景を見て物思いにふけるとかそういう感じではないです。もしくは、ロマンチックな人ならシェークスピアのロミオ&ジュリエットの思いにふけることができるかも。
カップルだったら、下の広場にお友達を待機してもらってバルコニーからの写真を撮ってもらうのも手ですね。
さて、そのあとは3階、4階へと中世後半に建てられた家を見学するコースが続きます。
この建物は、13世紀に建てられたカプレーティ家の屋敷とのことです。
映画のロミオ&ジュリエットで使用されたベットらしいです。木造なんだな、うん。
木造の階段を結構な量で上がります。
建物の結構上の方まで上がるので、所々にある窓から見える風景がこんな感じ。隣の建物の屋根が見えてアンテナが立っていたり、煙突があったりごちゃごちゃしている。小さい時にTVで見た世界名作劇場シリーズの「ロミオの青い空」みたいだなと。そんなアニメもありましたね。
こちらも、窓から見た周りの風景。
壁の先が半奥義状になっている。ヴェローナにあるスカリジェロ橋(別名カステルヴェッキオ橋)と同じ。更にいうと、モスクワにあるクレムリンの橋と同じ形。奥が深いですね。
ということでバルコニーはすぐに見終わっても、意外に建物の中も続いているので、3階、4階を見て回れば何しら発見はあったということで、満足しました。
見学が終わり、中庭へ戻ります。右上に見えるのがあのバルコニーですね。
お土産屋さんの横に、赤いポストもあるのです。ジュリエット・ポスト。ジュリエットにお手紙したい人はどうぞ。
人が混まない朝にジュリエットの家に行ったので、ここでひと休憩です。去年ヴェローナに新しくオープンしたスターバックスに行きます。ここも週末は混むので朝がベストタイム。
イタリアにはコーヒーショップがたくさんあるからアメリカ資本のスターバックスなんて流行らないと言われていましたが、朝から若いひと中心で盛り上がっています。
イタリア人からすれば甘々なキャラメルフラペチーノとピスタチオのクロワッサンを頼みました。ちなみにお値段はキャラメルフラペチーノで5.2ユーロ、クロワッサンで1.75ユーロです。今の為替にすると合計で千円越えですね。
店内はアメリカンスタイルに、大きいカップにカプチーノを頼む若者もいますが、こうやってイタリアンスタイルに小さいカップにエスプレッソを立ち飲みして去って行くお客さんもいました。ローカルのコーヒースタイルにも適応してますね。
博物館巡りはまだまだ続くのです。
Casa di Giulietta(カーザ・ディ・ジュリエッタ)
adress: Via Cappello, 23, 37121 Verona VR
Site: https://casadigiulietta.comune.verona.it/nqcontent.cfm?a_id=42703
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旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]