あれこれ日記 in Moscow*。」カテゴリーアーカイブ

What a nice summer !

今年は27度を超える晴れの日が連日続き、すごくいい夏です!こういう時は、都心にいるより緑のある郊外にいた方が断然良い。

私は郊外に住んでいるので、緑もモクモク。早い夕方に地下鉄に乗ってモスクワ市内のちょっと中心街から離れている公園に行きました。

びっくりしたのが、公園が憩いの場所としてすごく整備されていたこと。キッズが遊べるブランコや、遊具、芝生、ベンチとモスクワっ子が外で快適に過ごせるように、都市計画がグレードアップしています。昔だったら「公園=酔っ払いがたむろしているところ」だったので、近寄るのは気が引けました。でも今は、市民が快適に過ごせるように設計してあり、キッズも公園で遊べてすごく良くなっています。しかも、遊具も新しいので、モダンな感じで新品!そういえば2018年のFIFA ワールドカップで町のいたるところで都市計画がされていた。ここの公園も、大規模な工事で埃が立っていて通り過ぎるもの道が悪くで、全然良くなかった。その後、リニューアルして、すっかり生まれ変わりました。本当に素晴らしいです。

 

今日の一枚 ☆♡↑

白。。水色。。黒。。マスクについて

以前マスクについて少し触れましたが、ロシアのマスクについてお話ししたいと思います。

欧米の文化にも漏れず、ロシアもマスクをつける習慣はないです。

マスクをつけていると病人だと思われて、何でここにいるの?とか、家にいなさいとか、病院に行きなさいとか、兎に角、。。非難の目で見られます。

しかし、コロナの出来事で、市民はマスクをつけるシーンが増え、今までのマスクに対する抵抗感が「少しだけ」変わったと思う。(少しだけなのは、やっぱりマスク嫌いな人が沢山いるし、今回しょうがなくみたいな人も結構いて、日本のそれとはまだ感覚が遠い。)

外出自粛令は発動されたときは、若者間で黒いマスクを見る機会が多くなった。何で黒いのかなっ思ってネットを見たり、人に聞いて見たりしたら、おしゃれの一部で黒いらしい。

日本で見る白いマスクは、こっちで「メディチェンスカヤ・マスカ(露語:медицинская маска=医療用マスク)」と呼ばれていて、よく病院で見るマスクは何故か水色。白もたまに見るけどメディチェンスカヤ・マスカは水色なんです。ちょっとマニアックな話になるけど、欧州でよく耳にするCEマークというのがあって、商品に対して欧州の基準適合をしているかを示すものがありますが、ロシアではGOS規格という独自のものがあります。ただ、こちらではマスクがGOS規格かCEかどうかというのは、私の周りではあまり話題に上がりません。あるとしたら、マスクがメディチェンスカヤ・マスカかそうでないか。

まだ外出自粛だった5月上旬に、駅の近くにあるキヨスクで購入したマスクは、私が想像していた仕様のメディチェンスカヤ・マスカでした。ただ、1枚ずつ売られていて箱が見えないので、本当にメディカル用かどうかは不明だけど、こういうマスクを現地ではメディチェンスカヤ・マスカと言っています。

白じゃなくて水色なんです↑

一方、黒いマスクは布で作られているマスクが主流で、洗濯してもOK。こちらは、近くのキヨスクで100ルーブル(約150円)で売られていました。外出自粛のはじめの方は、特に若い人たちがファッションの一部としてつけていたけど、今は使いやすさもあって中年世代の方もつけているのを最近よく見ます。

日本みたいに、手作りマスクっていうのは、そこまで広まっていないけど、高級店ショップでカラフルなマスクが売られていたり、マスクに関する関心はここでも高くなっています。

最後に小話ですが、モスクワ市長が白、黒、3Mのマスクをつけている写真がヤンデックス(ロシアの検索サービス)に掲載されていました。すぐにページが消えてしまうので、リンクを残すことはできないけど、ソビャーニン市長のその時々のマスク姿が並べられてちょっと面白かった。

市長のマスクと並んで、よくTVで目にしたのが、ウベックスの保護メガネをつけていたこと。(市長の保護メガネ: https://www.ural.kp.ru/daily/27127/4212613/) 日本だとスポーツ向けのゴーグルで知られていると思いますが、保護用メガネもデザインがかっこいいです。

→ウベックス・サイト https://www.uvex.de/de/

Source: “Сергей Собянин на видеоконференции с членами клинического комитета по борьбе с коронавирусом” https://www.krsk.kp.ru/video/779138/

そして、今日突然

昨日の記事で、来週ギリギリにならないと外出自粛がどうなるか分からないと書きましたが、何と今日のお昼過ぎ、急にニュースが入りました。

明日!から、モスクワの外出自粛令が解除されるとのこと。またまたよくある急なアナウンスです。本当に分かりませんね、この国は明日のこと、今日のこと、もっと言えば1秒前のことも。でも、もう何年も住んでいるので慣れました。

ということで、明日から電車や交通機関を使うときは電子通行証が不要になり、今週末まで計画されていた住居ごとに決められていた週3回の散歩予定表(この日は2KM以内だったら徒歩で自由に散歩可能)も明日から廃止されます。つまり、今日がカランチーン(ロシア語でкарантин=quarantine、自宅隔離)が解除されます。ウラ〜〜(ロシア語でураааа、やった〜)です。

いはやは、この3ヶ月弱の間、自分が熱持ちじゃないかとか、マスクして外に歩いて変じゃないかとか、人が全然外にいなかったり色々心の動揺があった時間でもありました。

先週の雨でとっくにライラックの季節は終わり、今日はいきなり27度と日中とっても暑く、夏真っ盛りになり、この1ヶ月だけをみても周りの自然といい、このカランチーンといい、様々な変化があったのです。

今日発表された、モスクワの外出自粛令解除の内容は時系列に言うとこうなります↓

6月9日から、美容院、ビューティサロン、写真館、動物病院、カーシェリング、研究室、撮影所、コンサートのリハ等が再開可能。

6月16日から、一部業務が限定されていた歯医者さん、図書館、広告業、コンサル業、ベランダに限ってのレストラン・カフェ等の業務が再開可能。

6月23日から、娯楽施設、フィットネス・クラブ、プール、幼稚園の再開が可能。子供用の公園も使えるようになる。(大きな自然公園は既に今月初頭から空いています。)

65歳以上のご年配も含め、自由な時間に外出していいことになりました。電車やバスがややこしい電子通行証がなくても乗れるのが大きな変化です。海外の事例をみて、ここもちょっとずつ規制が緩和されていくのかなーと思いましたが、今回いきなり柵が開いた感じがいかにもロシアらしい。まあ、この後6月末と7月1日に一大イベントが待ち構えているから分からなくもない。

マスクと手袋はというと、、、、これは引き続き継続。建物の中とか、電車はマスクと手袋はしないといけないみたい。野外もしなくてはいけないのかな??ちゃんと調べていませんが、今日近くの公園に行ったら、本当は今日の時点でマスク+手袋はマストなのに、やっぱ暑いし公園だもんね、マスクをしている人は稀でした。。そこらへん、本音と建前というか、何となくで過ごしています。

Source:”Собянин отменил режим изоляции с 9 июня” https://www.kommersant.ru/doc/4373073

久しぶりでhi!

今日から早朝(9時まで)に限って、野外の運動ができることになりました! 天気はあいにく雨。でも、しとしと雨だったので頑張って早起きして、久しぶりに近くの公園でジョギングをしました。

外出自粛中にいきなりクローズしてしまった公園も、今日はちゃんと空いていました。公園へいく途中で同じく朝のジョギングをしている中年のカップルとすれ違い、やっぱみんな嬉しいよね!2人ともスマイルしてくれて、後方を走っていたおじさんは手を「hi」と降ってくれましたw

普段はなるだけ人と人の距離を置くモスクワの日常で、こうした出来事嬉しいですよね。

公園内は連日の雨で、道路が浸水していました。その代わりこれまで公園が閉鎖されて人間が全然いなかったせいか、鴨さんが歩道を歩き回ったり、人間がいない自分たちのだけの世界のように自由でした。

今朝も寒く10度いくかいかないかの天気でした。

 

雨がたくさんで、ライラックの季節はもうすぐ終了

一昨日と今日は1日中ずーと雨だ。

昨日は午前中、結構太陽も出ていい感じだったんだけど。。。

こんな毎日雨は珍しいのです。新聞を見たら、今月の降水量は平年と比べて3倍だって。。。それも多いはずだ。シトシトシトと、たまにザ〜。甘い良い匂いがしていたライラックのシーズンも雨で終わりに近づいている。

今日は足場の悪い中、食品の買い出しに近くのショッピングモールに行ったら、コスメとか服屋さんの店頭が明るい。従業員の人が商品を拭き拭きしたり、ショッピングウィンドーを綺麗にしていた。明日から、レストランとカフェを除き、顧客と一定の距離が取れる業種は営業開始ができる。

みんなすっかりSTAY HOMEに慣れちゃったけど、少しずつ元の世界に戻るのかな。ロシアは3月末以降の外出自粛令でぴったり企業活動が止まってしまった。一度流れが止まってしまったものを、元の流れに戻すのは結構は力を要する、と人のことを心配しながらも、半分シャッターが閉まった状態で明日の開店準備をしている人たちを見て、これまでゴーストタウンだったこともあって、人が戻ってくるんだなと少し安心。

Source: “Власти сообщили о последствиях дождей в Москве”
https://www.rbc.ru/society/31/05/2020/5ed37da89a79473e9b1e278b

とりあえず2週間延長

一昨日、モスクワ市長の公式アナウンスで、外出自粛は6月14日まで延長されました。でも、6月1日から外出自粛の内容に緩和対策がとられ、商店やクリーニング店の営業が可能、限られた時間内(日の出〜朝9時まで)で屋外にてスポーツができたり、交通機関を使わない遠出の散歩が可能になります。でも、レストラン&カフェはまだ営業ができないみたい。

ロシアは欧州の後追いなので、このアナウンスは欧州の様子を見ていればこうなるなと納得。あとは欧州に遅ればせながら少しずつ緩和に向けて動くのかなって思う。

モスクワでは5月1日から一部の産業活動は再開して、一応これをステージ1への緩和としているみたいだけど、外に出るときは必ずマスク+手袋をしなくてはいけないから、普段生活している点からいうと緩和は感じない。

今回のアナウンスはステージ2としている。だけど、相変わらずマスクと手袋はしないといけないし、スポーツするにも身元を証明するために身分証明書や住居がわかる書類等を携帯していないといけないし(しかも公式にはマスクつけて運動?)、交通機関を使うときは相変わらず電子許可書を発行しないといけなかったり、企業活動をしている会社は従業員の体温を毎回計らないといけないとか、全体の従業員人数に対して10%以上がコロナのテストを2週間に1回受けないといけなかったり、工場になるとさらに衛星管理遵守の項目がたくさんあって業務をするだけでかなり大変な感じ。

とりあえずスポーツが可能となる来週は、まずは警察がうようよ出てくるか、それとも静かに市民に生活をさせてもらえるか様子見です。

5月26日、ロシア初の感染猫

おととい、ロシアで初めて猫ちゃんがコロナウィルスに感染していることが確認されたそうです。*

地元のニュースでは、検査される猫ちゃんが両鼻と口に採取棒を入れられているのが映像で写っていて、人間みたいにくしゃみしないのかなって思った。

今回感染したニャンちゃんはロシアの連邦農業省に報告されたみたいでで、2週間自主隔離をしないといけないとか。。。

今のところ化学根拠では、猫ちゃん→人には移すことはないけど、人→猫ちゃんに移すことはあるみたい。でも、猫ちゃんはコロナウィルスにかかっても、人みたいに深刻化することはないみたい。どうしてだか、あとでチェックしないといけないですね。

ということで、猫ちゃんのことも心配しないといけない時勢です。

 

 

*В России впервые отправили кошку на карантин из-за коронавируса (https://www.vedomosti.ru/society/news/2020/05/26/831158-rossii-koshku-koronavirusa)

 

like a twitter style / ロシアワインについてのつぶやき

That is true that Russian people tend to have a sweet wine than a dry one. But actually their are changing their taste from sweet to dry. Actually, when I had Russian champagne, I was surprised that what’s a sweet champagne!! Now, who those enjoy wine, especially among young people, they tend to choose dry wine than sweet one.

確かにそうそう、ワインに対するロシア人の趣向ってここ最近変わってきた。

お正月に飲むアルコールといえば、シャンパン。それも、ロシアン・シャンパン。伝統的なあま〜いシャンパン。ちょっとしたお金持ちだとフランスのかなり苦い本物シャンパンも飲みますが、やっぱ伝統的にあのあま〜いの方が、ロシアン的に心安らぐとか。

しかし、最近はワールドワイズな文化がロシアに入ってきてて、ワイン文化もしかり。

10年前まではスウィートとかセミ・スウィート(semisweet,semidry)しか飲めない人が多かったけど、確かに今はドライ(Dry)、日本語で”辛口”を好むロシア人が断然増えた。