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剪定(せんてい)の時期です

最近はブドウ畑で剪定(せんてい)という作業をしています。

ブドウの枝を切ったり樹を整えることによって、収穫時にブドウがなる量をコントロールします。また病気を予防する役割もあります。

今居るスパークリングワインのプロセッコで有名なコネリアーノ地域では、樹を整える時に、枝を少しひねる習慣があるとのことで、ちょっとブドウの樹が折れそうになってしまうこととも。

先生曰く、地元の昔からの習慣だけど、今は傷口から病原菌が入ってしまうかもしれないので、お勧めはしないとのこと。

思ったより大変な作業です。

↑樹の形を整えるのに、枝を曲げるとちょっとかわいそうなことに。。

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先週、雪が降りました。すぐに溶けてしまったけど、山はまだ雪化粧です。

まだまだ寒いけど、最近、太陽が出てくる日があって、春の足音も聞こえます。

↑コネリアーノ(北イタリア)にて

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ダイナミックなスケジュール感

明日の授業はどこで何をするのか、連日、前日に発表されるダイナミック感なここ現地です。慣れましたけど、この後の自分のスケジュールが組めないので不便ですね。

オンラインと対面でワイン・マーケティングを院にて勉強した後、今はヴェネト州が主催している社会人向けのワイン醸造用ブドウ栽培の授業を受けています。当初は半年ぐらいのコースと言われていたのが、時間割がどんどん変更して今の時点で1年ぐらいまで延長しそうです。その時点になってみないと、どうなるか本当にどうなるか分からない状況で、タイムマネージメントがダイナミックすぎです。このコースは今年度始めてのトライヤル開講なのですが、来年度もやるかは不明。イタリアならではの生活を過ごしている毎日です。

イタリアでエノログ(ブドウ栽培とワイン醸造の専門家)の学校は、ワインの生産地なら必ずと言っていいほどあるあります。例えば私が今下宿しているスパークリングワインで有名なプロセッコの地域は、大家さんの旦那さんもエノログ、そしてお子さんもエノログで、将来的にワイン関係の仕事をしようがしまいが、とにかく周りがエノログだらけ。

イタリアは高等教育から理系、文系、技術系、音楽系等と、割りかし小さい頃から自分の興味のある分野を選んで学校に入学させるシステムで、エノログ系の高校もあります。私の周りはワイン産業が盛んだけあって、みんなエノログだらけでびっくりです。

ただ英語で学べるエノログの学科は、フランスやドイツに比べると少ないな、というのが印象です。実際に私はイタリア語で受講しています。イタリア流の勉強方法にも慣れないといけないし、それはそれで大変だけど、やっぱりワインで有名な地域で、小さい頃からワイナリーを手伝って経験豊富な地元の学生さんと一緒に学ぶことができるのはすごくラッキーなことです。

もし、英語でエノログ・コースをちゃんと受講したい場合は、トリノにある大学とか授業料は高いけどロンバルディア州にあるサクロ・クオーレ・カトリック大学なんかがチョイスとしてあるのではないかと思います。ただ、フランスのボルドー大学やドイツのガイゼンハイム大学などの方がカリキュラムが細分化して豊富、システマティックだなと、私だけでしょうか、そのように思います。

ダイナミズムを期待するならイタリアへ、というところでしょうか。

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ニューアイテム

1月からブドウの木の剪定作業が本格的に始まりました。

授業でハサミを使う機会が増えたので、マイ剪定ばさみを購入しました。

女性の手にもしっくりと収まるサイズで使いやすいです。

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自然は待ってくれない

研修で通っているヴェローナのワイナリーさんの冬休みは、クリスマス前日、今週の金曜日までフルで働いて、年明けは1月2日から稼働するとのこと。畑の作業は一旦冬休みにしても、醗酵しているワインは待ってくれないし、お休み中もボスは一人で醸造の作業を続けているんだなと、本当に敬服するばかりです。

↑醗酵中、タンク内に浮き上がった果帽、果楩を液体中に沈めるピジャージュの作業の一部

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手がかじかんで、写真がぶれた

まだ少しだけ葉っぱが残っている畑。

イタリアって太陽があって、温かいイメージだけど、冬は結構寒いのです。

Valpolicella(ヴァルポリチェッラ)という、ヴェローナ市内から自転車で20分のところで修行しています。赤ワインで有名な地域です↑

 

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またまた畑に戻りました

最近のヴェローナは寒く、薄い手袋をしていると手がかじかんでしまいます。温度計は見てないけど朝は氷点下かな。

そして、またまたワイナリーさんの実務研修が始まりました。朝起きるときは暗いし、夕方は4時ぐらいには暗くなり始めてしまい、太陽がでている時間が短いですが、重ね着をして暖かくしてはりきって行きます!

私が通っている丘の上にあるワイナリーさん。霧がすごい濃かったある朝、市内を見下ろす風景は美しすぎ↑

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丘陵地を行く、カルティッツェ Cartizze

私が今住んでいるヴェネト州は、プロセッコProseccoというスパークリンワインの生産地で有名です。殆どがアメリカや欧州など、世界中に輸出されていて、私が長く住んでいたロシアでも、とても有名なスパークリングワイン。

プロセッコの生産地域は、イタリアの北フリウリ・ベネチア・ジュリア州というオーストリア、スロベニアと国境を接する地域から、そこから南下してヴェネチアやヴィチェンツァまでと広範囲。

さて、今月上旬に行ったカルティッツェ Cartizzeは、プロセッコが元々昔から生産されていた古来の地といわれているヴァルドッビアデーネValdobbiadene内にある108ヘクタールの限られた区画で丘陵地にあります。

緩やかな丘が続く風景↑

訪れたのは11月上旬だったので、ブドウの葉っぱは黄色く紅葉していました。多分赤ワインで有名なイタリアのトスカーナだったら、街の中心から観光バスとかが出ていてワイナリーを巡るのはそこまで難しくないのだろうけど、プロセッコのエリアは個人ツアーとか自分で車をレンタカーしないとアクセスできないので、結構ハードルが高い。昔、フランスのボルドーに行った時は駅前のインフォメーションセンターから1日数回ワイナリー巡りの大きな観光バスを出だしていて、気軽にその日ばったりの旅行ができたから、北イタリアと大きな差かなと思います。

さてこれはなんでしょう↑

カルティッツェの丘から、周りの風景が一望できるピクニックポイントで、ワイングラスの自販がありました。

ピクニック場所の脇にあるワイナリーさんでカルティッツェのワイン1本を購入し、自分たちで風景を見ながら試飲です。おつまみは自分たちで持参したものを好き好きに食べます。

もう、すっかり秋になってしまったかと、夏の収穫についてもうちょっと書いて見たいなと思う今日この頃なのでした。

(このブログを書いている時は既に冬の雰囲気です。)

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収穫の季節が始まりました

先週からブドウの収穫が始まりました。今研修を受けているワイナリーでは、収穫したブドウを一度自然乾燥させるので、全て手摘み。毎日ブドウや自然界にいる動物や虫と戯れています。虫に刺されるし、本気でやると結構大変な作業なんです。

最近、写真をアップする時間がありませんでしたが、こちらは早朝の一枚です↓昼間は太陽が出て暑いですが、朝はひんやり涼しくなってきた今日この頃です。

 

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I started my own project on Russian Wine. I will introduce nice Russian Wines and its surroundings. Come and enjoy!  → russianwine.jp