日別アーカイブ: 01/18/2023

ダイナミックなスケジュール感

明日の授業はどこで何をするのか、連日、前日に発表されるダイナミック感なここ現地です。慣れましたけど、この後の自分のスケジュールが組めないので不便ですね。

オンラインと対面でワイン・マーケティングを院にて勉強した後、今はヴェネト州が主催している社会人向けのワイン醸造用ブドウ栽培の授業を受けています。当初は半年ぐらいのコースと言われていたのが、時間割がどんどん変更して今の時点で1年ぐらいまで延長しそうです。その時点になってみないと、どうなるか本当にどうなるか分からない状況で、タイムマネージメントがダイナミックすぎです。このコースは今年度始めてのトライヤル開講なのですが、来年度もやるかは不明。イタリアならではの生活を過ごしている毎日です。

イタリアでエノログ(ブドウ栽培とワイン醸造の専門家)の学校は、ワインの生産地なら必ずと言っていいほどあるあります。例えば私が今下宿しているスパークリングワインで有名なプロセッコの地域は、大家さんの旦那さんもエノログ、そしてお子さんもエノログで、将来的にワイン関係の仕事をしようがしまいが、とにかく周りがエノログだらけ。

イタリアは高等教育から理系、文系、技術系、音楽系等と、割りかし小さい頃から自分の興味のある分野を選んで学校に入学させるシステムで、エノログ系の高校もあります。私の周りはワイン産業が盛んだけあって、みんなエノログだらけでびっくりです。

ただ英語で学べるエノログの学科は、フランスやドイツに比べると少ないな、というのが印象です。実際に私はイタリア語で受講しています。イタリア流の勉強方法にも慣れないといけないし、それはそれで大変だけど、やっぱりワインで有名な地域で、小さい頃からワイナリーを手伝って経験豊富な地元の学生さんと一緒に学ぶことができるのはすごくラッキーなことです。

もし、英語でエノログ・コースをちゃんと受講したい場合は、トリノにある大学とか授業料は高いけどロンバルディア州にあるサクロ・クオーレ・カトリック大学なんかがチョイスとしてあるのではないかと思います。ただ、フランスのボルドー大学やドイツのガイゼンハイム大学などの方がカリキュラムが細分化して豊富、システマティックだなと、私だけでしょうか、そのように思います。

ダイナミズムを期待するならイタリアへ、というところでしょうか。

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