メトロ・クロポトキンスカヤにある救世主キリスト聖堂を目の前に通り過ぎ、橋を渡りきったところにギャラリーが集まった地域があります。いわゆる”チョコレート工場”と言われているところなんですけど、ずーっと前に紹介した、それこそロシア版ソーホーみたいな、日本のシュウゴアーツのような場所”винзавод (ワイン工場)”と同じように工場の跡地を利用して展示会が催されています。(チョコレート工場は一部工場が機能しているのかな??ちょっと確認していないです。。)
最寄り駅にはプーシキン美術館や聖堂があって、観光スポット的にはいい場所にあるんですけど、何の企画がやっているか情報収集しないで ふらりと行っても何もやっていないことがよくあり、ちょっとさびしいときもあります。
今回は何がやっているのかちゃんと調べて行ってきましたー。
↑日本でもおなじみのWORLD PRESS PHOTO2009 (世界報道写真展09’)です。
1枚の大きなパネルに数コマまとめて出力してあり、英語解説の下にロシア語で訳した紙がピタリ、貼ってありました。
1つのパネルに 丸ごと1コマを出力してあった作品も数点あってそっちの方が迫力があって、よかった気がします。
日本人が2人入賞していてました。ドキュメント写真展は久しぶりに見に行ったけど、相当の根気
と勇気と魂が込められていて、写真のもつ力を改めて考えます。
会場は広々していて点いている照明はあってないようなものなんですが、曇りでも白い壁にやんわりと自然光がまわって雰囲気は良いです。おまけみたいなものですが 一応休憩所もありました。
下の階では 海外から5人の作家を呼び集めた現代美術展がやっていました。
黒いスーツを着た番人がいたるところにいるのですが、なんだかそっちも作品と同じくらいに気になっちゃいます。。(作品を守ってくれているのかな。