閉まっていた博物館から 市内観光がてら、とぼとぼペテルブルグの中心街を通って写真フェアーの会場まで歩きました。雨が降って、途中風が出てき、とてもじゃなくいい時期に来たとは言えないんだけど、ペテルブルグの風景に終始感動していました。一目見ただけで ”歴史のある建物だなー”って思える建築物が威風堂々と佇んでいて、運河が流れていて。街自体はコンパクトにまとまっている。これは1日日帰りじゃ、足りないよなーと自然とカメラをバックから取りだし撮影していました。
写真フェアーの会場には またまた15分ほど早く着き、しばし周りをうろちょろしました。
場所はМАНЕЖ(マネージ)。ちなみにマネージという場所はモスクワにもあります。昔は馬が繋がられていたんだって。つまり今でいう駐車場とか空港みたいなもの!?移動手段の主要な中継地点だったんです。
入場は有料でした。確か大人は250ルーブルぐらいかな。私は学生証がまだあったので100ルーブルで入れました。
まあ、日本のそれに比べて大きくなかったんだけど、一応ロシアの写真市場を網羅している。入口付近は主要な大きいメーカが並んでいて、奥は三脚、ストロボ等の機材屋さんやアクセサリー商品を扱っている会社やアルバム屋さんなどがありました。
セミナーやイベントが各ステージでタイムテーブルに沿って催されていました。
↑ソニーのブースでは、おねいさんによるアクロバットショー?そこまで場所取りに競争率は激しくないけど、カメラ小僧が集まります。その熱狂さは日本よりも、結構あっさりしているかな。カメラを持っている若い女性もいましたよ。おねいさんの体、柔らか~い。よっ あっぱれ!
↑こちらは 日本でお馴染みのロモのコーナー。ブース一面にロモで撮った写真が貼ってあります。これを背景に記念撮影している人がたくさんいました。モスクワでは数か所の雑貨屋さんで取り扱いがあります。
奥のブースはアクセサリー商品を扱う会社や、何か知らないけどプリンターのインクを扱う会社等が並びます。中古カメラを売っている会社も見つけました。
会場の2階は椅子があってゆっくりと聴講できるセミナーブース、さまざまな写真家の作品展示(モノクローム、モンタージュ、ネイチャー写真等)、写真を扱った雑誌出版社、写真学校のブースがありました。
新商品のお披露目っとか物珍しさというのはなかったけど、日本では名前の聞かない企業が多く、特に印刷機周りの企業が多いような気がしました。ブライダル用とか、記念写真用の写真館向け商品です。
このあと写真集が売っているギャラリーに行って、モスクワ行きの電車までゆっくり時間を過ごしました。博物館には行けなかったものの、第一目的の写真フェアーに行けて一応満足し、観光するにも 外はすぐ暗くなるし、天気は悪かったので、22時の汽車がくるまで4時間ぐらい駅の構内にいました。その間よくわからないけど、詩人と名乗るおじさんに出くわしました、よくその人の正体が知れないので、ここは省略します。