日別アーカイブ: 11/22/2009

おうち事情③

今までのロシア生活で騙されたっ!と、本気で腸が煮え返るのは初めてだと思う。大学のビザの手続きをするとき、お役所仕事的なシステムで不条理だーっと怒ったときはあるし、市場や商店で明らかに外国人料金を提示されてムッときたシーンは何度もある。ただ、今回のおうち騒動で 今までよく耳にする”外国人はいいカモだ”ってこんなことかって分かったような感じ。

私が引っ越ししたい、と言ったら逆切れされた大家。
大家の言い分だと、私が1年以上住んでくれると思っていたこと、今借金返済をしているから毎月の安定した収入がないと困る。今すぐに引っ越してもらわないと年末年始は新しい入居者を見つけにくい、ということだ。

出ていくことが分かると、横柄な態度になり、言葉巧みに私を悪者扱いにする。こっちでは普通、家賃は大家に現金を手渡しで払うんだけど、私のところは毎月大家の息子が使いに来ていた。息子が毎月家賃を徴収しにくるとは契約時に教えてくれず、後で彼を見たとき一瞬ひいた。というのも態度は乱暴だし、愛想もなく教養もない子だったからだ。その子を見ればこの大家の変わりぶりも納得できるし、゛契約よりも早めに家賃が欲しい゛゛息子が職を失ったが、あなたの会社でドライバーの募集はないか。会社の名前を教えてくれ″等の変な発言が日々に増えてきて、これはおかしいなって確信しはじめてきたのだ。そもそも初めから薄々怪しいって気づいていたけど、まあロシア人ってこんなものだよねって楽観的に見ていたのがいけなかったのだと思う。

大家:「今はまだ物件がたくさんあるから、明日にでも新しい物件が見つかるわ。だから早く出て行って!」(すごくヒステリーになっている)

私:「仕事もあるし、すぐに見つける時間なんてない。今月中には出て行くようにするが。」

大家:「今月分の借金が、未だ返せてないの。最後の月も家賃払ってちょうだい。あなたが出ていくときに敷金はちゃんと返すから。」

私:「本当に返してくれるの?(借金もあるのにどうやって返すんだ)」

大家:「必ず返すわよ。必ず」

何度となくこのような会話が電話で繰り返された。普通、出ていく最後の月の家賃は、敷金に建て替えられてる。しかし大家は最後の月も家賃を欲しがっているのだ。

この物件を紹介した不動産屋に問い合わせる。大家が必ず返すといっているんだから、敷金は最後の日に返してくれる、と言う。