今日は、坂本龍一の「Premiere. Ryuichi Sakamoto: async Live at the Park Avenue Armory」という映画上映形式によるコンサートを見てきました。
坂本龍一というと、学生の頃にYMOのイエローマジックがすごく流行って聴き馴染んでいたし、色々な映画の曲にも携わっているし、昔J-waveラジオで教授の娘さんである坂本美雨さんの番組をよく聞いていたから、私にとってはとっても身近なアーチストです。ロシアでは「リューイチ・サカァモトー」でツゥ〜な人の間では結構知られていると思います。
映画会場は、私の好きな「Garage museum」。昔、アーティストの村上隆展がやっていて、すごく面白かった。今回は夏ベランダで映画イベントを開催していると聞いて、坂本龍一の作品も面白そうだったのでチケットを購入したら、夏ベランダじゃなくて「Garage museum」自体の建物中にあるミニシアターで開催でした。
「Premiere. Ryuichi Sakamoto: async Live at the Park Avenue Armory」を見ての感想は、教授は音そのものを楽しんでいるんだな〜と思いました。グランドピアノ、電子ピアノ、シンセサイザーとかあらゆる楽器を使いこなして、音を紡ぎ出しているのを見て、聞いて、感動。小さいコンサート会場では、教授自体がオーケストラの指揮者みたいな、音の総合プロデューサーに見えました。
等身大のガラス?かなにかの壁を、バチで叩いたり、こすったりして出た音が結構面白かった。どの音にも教授の魂がこもっていました。
映画鑑賞中、ロシア人の観客が携帯で写真撮ったり、ビデオとったりして、うう、なんだそりゃと思いましが、こういう観客はここではよく見るので、まあ、しょうがないですね。なんでか知らないけど、既に上映が始まっているのに、20−30分遅れて入場してくる人が、今回すごく多かった。
映画を見終えて帰るころの夜の8時半は、外がうっすら暗くなっていたので、8月で夏が終わりなんだなーと、寂しい気分でした。今週は一気に気温が15度ぐらいになって、今日はダウンを着ていました。寒いですね。冬の足跡が聞こえてきます。
↑「Garage museum」の夏特設映画館。今回はここの上映ではありませんでした。
↑ いつみても、ここからの風景は壮大で綺麗ですね。ここが人口1200万人の大都市モスクワです。
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「Garage museum」で今回見た映画:
“Premiere. Ryuichi Sakamoto: async Live at the Park Avenue Armory” https://garagemca.org/en/event/premiere-ryuichi-sakamoto-async-live-at-the-park-avenue-armory