一昨日、モスクワ市長の公式アナウンスで、外出自粛は6月14日まで延長されました。でも、6月1日から外出自粛の内容に緩和対策がとられ、商店やクリーニング店の営業が可能、限られた時間内(日の出〜朝9時まで)で屋外にてスポーツができたり、交通機関を使わない遠出の散歩が可能になります。でも、レストラン&カフェはまだ営業ができないみたい。
ロシアは欧州の後追いなので、このアナウンスは欧州の様子を見ていればこうなるなと納得。あとは欧州に遅ればせながら少しずつ緩和に向けて動くのかなって思う。
モスクワでは5月1日から一部の産業活動は再開して、一応これをステージ1への緩和としているみたいだけど、外に出るときは必ずマスク+手袋をしなくてはいけないから、普段生活している点からいうと緩和は感じない。
今回のアナウンスはステージ2としている。だけど、相変わらずマスクと手袋はしないといけないし、スポーツするにも身元を証明するために身分証明書や住居がわかる書類等を携帯していないといけないし(しかも公式にはマスクつけて運動?)、交通機関を使うときは相変わらず電子許可書を発行しないといけなかったり、企業活動をしている会社は従業員の体温を毎回計らないといけないとか、全体の従業員人数に対して10%以上がコロナのテストを2週間に1回受けないといけなかったり、工場になるとさらに衛星管理遵守の項目がたくさんあって業務をするだけでかなり大変な感じ。
とりあえずスポーツが可能となる来週は、まずは警察がうようよ出てくるか、それとも静かに市民に生活をさせてもらえるか様子見です。