日別アーカイブ: 03/11/2023

ヴェローナで博物館巡り①【国際婦人デー編】

今週の水曜日、3月8日は国際婦人デーでした。イタリアでも婦人向けに大々的にお祝いされます。

そして、この日はヴェローナ市の美術館と博物館の入場料が、女性だと無料ということで、弾丸で朝から晩まで博物館巡りをしました。

普通だと入場料5ユーロほどするし、一日中行きたい放題になるCITY PASSは20ユーロで全ての場所を回るのは難儀なので、この機会に行きそびれているヴェローナ市内の博物館へ行ってみました。

マッフェイアーノ碑名博物館(Museo Lapidario Maffeiano)

場所: https://goo.gl/maps/gWv1xNiYx1vLBZFfA

かなりマニアックな博物館です。シェークスピアの銅像が密かに佇んでいるI Portoni della Bràというアーチ門の脇に博物館の入口があります。

ここにはギリシャ、エトルリア、ローマ、アラビアンの碑文などが所蔵されています。

ちょっと写真が小さくて見えないけど、ギリシャの碑文がなんとなく読める。ロシア語のキリル語はここから派生したからか、と今更ながら納得。

室内もそうだけど、中庭にもコレクションがずらりと並ぶ。どこも石、石、石。紀元前のコレクションで、石という素材だから今でも十分耐えられる状態での残っているのか、とこれも今更ながら納得。昔の人が作ったものが世紀を超えて現代に残っているのに圧巻です。

中庭の様子はこんな感じ。ローマ建築によく見る柱は、ギリシャ建築の石柱からきていると聞いたことがあります。ギリシャにもいつか旅行してみたいな。

そこまで大きくないので、かなりゆっくり見学して40分ぐらいで終わりました。小学生のグループや観光客もいて、多分普段はひっそりしてそうだけど、この日は館内が結構賑やかでした。

さて、次の博物館へ。

途中、夏はオペラのコンサートがあるアレーナ劇場の広場でヴェローナの警察(クエストゥーラ)がバーナーを出していたので、立ち寄って話をしてみました。というのも、今手続きしている滞在許可書申請の処理がものすごく遅い。システムが不透明でストレスフルなので、直接色々質問してみました。対応してくれたのは、可愛い女性の方で結果メールや電話で問い合わせてねとの返事。いや、そのメールや電話がよく機能していないので困っているんですけどね。。まあ、こんなのもイタリアで慣れましたけど。

そもそも、このバーナーは国際婦人デーのキャンペーンで、家庭暴力から女性を守りますというものだそう。だから女性のポリスのみが立っている。

質問ばかりで途中ちょっと迷惑そうだったけど、日本は国際婦人デーがあるの?と逆質問され、最後にイタリアのリボンがついたミモザをいただきました。

ちなみに、今のところ毎月第一日曜日は市内の美術館と博物館の入場料が性別問わず1ユーロです。観光シーズンも続くのかは不明ですが、ヴェローナ市のサイト(イタリア語)に詳細が出るか(?)もしれないので、参考までにリンクを貼っておきます。https://museicivici.comune.verona.it/nqcontent.cfm?a_id=43239

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旅の指さし会話帳6 イタリア[第三版]