バタバタして少し時間が経ってしまいましたが、国際婦人デーの博物館巡りの続きです。女性の入場料が無料だったので、ヴェローナ市で普段は行かないような博物館に行きました。
【前回のブログはこちら→ https://blog.ikedakanako.com/2023/03/14/ 】
国際婦人デー編の最後は、ヴェローナのローマ劇場です。イタリア語でMuseo Archeologico al Teatro Romano。野外コンサートで一度だけ敷地内に入ったことがあるのですが、博物館の中までは入場できなかったので、今回はその機会を逃さずチェックです。
ヴェローナ ローマ劇場(Museo Archeologico al Teatro Romano)
場所:https://goo.gl/maps/hQ1Kj8LxPgrXQ3dp8
ヴェローナのローマ劇場は紀元前1世紀に建てられたみたいです。ローマにあるローマ劇場や、ヴェローナ中心街にある円形闘技場アレーナよりも古いとのこと。
入場したらすぐにこの野外劇場に入ります。太陽が少し出ていてポカポカしていたので、階段でのんびりしました。劇場はヴェローナを代表するアディジェ川沿いにあります。
階段を上がると博物館の入り口があります。中は古代ローマ時代のモザイクやローマ時代のコレクションなどがあります。個人的に、野外劇場は川に近いので、洪水の影響を避けるために建設当時どのような工夫がされたかなどの内容が印象に残りました。中世時代は、劇場の存在が薄くなり周りに背の高い居住用建物が建てられた時代があったのも面白かったです。
コレクションの部屋を過ぎると、テラスに出ます。ここからはヴェローナの街が一望できてとても綺麗。写真スポットですね。
結構見ごたえがある博物館です。
途中、「この先に行くと銅のコレクションがあって、隣の小部屋に入るとギリシャの〜」と、物凄いアクティブに英語で話してくる監視員がいて、英語圏の観光客がその監視員に何か質問したところ、I DON’T KNOWの一言で終わっていました。多分、暗記した英語フレーズをとにかく喋りまくっていたのね。微笑ましいシーンでした。
ということで、ヴェローナのローマ劇場は円形闘技場アレーナよりもこぢんまりしていますが、とってもおすすめです。テレビもスマートフォンもない時代に、娯楽の場所ととして人々が観劇していたんだなと、想像力を膨らませます。
テアトロ・ロマーノ
Museo Archeologico al Teatro Romano
公式サイト:http://museoarcheologico.comune.verona.it/
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