大都市モスクワに来て 、食に関して地方都市と ちょっと違うなって思うときがあります。
ハバロフスクに住んでいたとき、パンを買うときは”ХЛЕБ (パン)”って書いてある小さい
キオスクがどこでもあって、 たった今 パン工場から運んできたばかりの1斤の四角いパン(食パンみたいなの)が買えました。1人用だと多いので 半分に切ってもらって小さく売ってもらったりしていました。そして 今日は 黒パンにしようかなー 白パンにしようかなーとお店を前にして考えていたものです。
モスクワは 四角いパンの他にも 丸くて平べったい ハチャプリ風パンや 既にカットされている食パンもあるし、パンの種類はとにかく多いですが、どこにでも 近くにおいしいパン屋さんが必ずあるというわけでもなく、知り合いのロシア人夫婦はパンをほとんど食べないで、パスタを常食しているという人もいます。
とにかく 素朴なあの!ロシア風パンが懐かしい。
それと、ハバロフスクのときは 冷凍食品のペリメニ(ロシア風小さな水餃子)やバターを買うとき、ペリメニは ノボシビルスク産のが美味しい とか バターなら ブラガベーシンスク産のが美味しい とかそんなことをよく耳にしましたが、モスクワは もうとにかく スーパーへ行ったら 種類が多すぎて もう何がいいのか分かりません。とりあえず 見たことがあるブランドのものを買っておきます。
そんな 何でもあるモスクワだからこそ、ロシアの他の都市では考えられなかった本格的な日本食を食すことができちゃいます。
カザンとニジニノブゴロドからそれぞれ友達が来たのですが、そこでこんなの↑をお土産に貰いました。
“ЧАК-ЧАК(チャック・チャック)”
たまたま2人ともお土産が重なり 2つ貰いました^^
はじめ 芋虫に見えて なんだこれ!? っと一瞬疑いました。
タタールやバシトルコスタンに人気のお菓子で、小麦とはちみつが主な原料だそうです。
芋虫食べますぞーっ(実際は芋虫じゃないですよ;) と 口にしてみると意外に甘すぎずライトな感触で美味しかったです^
こんなお土産もあるんだなと、ロシアの広さを改めて感じます。